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美容整形のここが知りたい!医師監修記事

鼻の部位と、鼻の整形の種類を知って自分に合った施術を探そう

2020.09.26

鼻の部位

お顔のコンプレックスを解消したいと考えて美容医療を受ける方が多くいらっしゃいます。この記事では、お顔の整形の中でもお悩みの方が多い、鼻の部位と鼻の整形の種類から、MIYAフェイスクリニックがお伝えしたい鼻の整形の優先順位までを紹介します。お鼻の形やサイズにお悩みの方、これから美容外科へ鼻整形のカウンセリングを受けられる方にぜひ読んでいただきたい記事です。

目次

 

理想的な鼻のバランスとは?

一般的に美しい鼻の条件とは以下のようなものだと言われています。

1.額、鼻、アゴの縦の長さが1:1:1の比率になっている。
2.鼻の横幅が目の横幅と同じになっている。
3.鼻筋の始まる位置が上まぶたと同じになっている。
4.鼻の下から下唇の下と下唇の下とアゴまでが同じ長さ。
5.横から見た時、鼻先とアゴの先を直線で結んだ線の中に口が少し内側に入っている。(Eライン)
6.下から見た時に鼻の穴は2/3程度に収まり、鼻全体は逆三角形。
7.鼻と鼻の下の角度が90°になっている。

一般的に言われている理想的な鼻のバランス

しかし、これはあくまでもイメージであり、美しい鼻のバランスは患者様ご本人の元々のパーツや土台の形によって変わってきます。 そのため一般的に言われている上記のような数値にこだわるのではなく、むしろ『あなたにとっての理想的な鼻のバランス』を見極める事が望ましいです。
当院ではそのための徹底したカウンセリングを行い、最適な施術をご提案いたします。

整形したいのは鼻筋?団子鼻?鼻の部位を詳しく知ろう

まずはご自身がお鼻のどの部位に悩まれているのか、鼻の部位をそれぞれ紹介します。

1.鼻柱(びちゅう)

左右の鼻の穴の間にある鼻先を支える柱のような部分を指します。鼻の両側のふくらみ(鼻翼)に対して、鼻柱の位置が下がりすぎていると、顔を横から見た際に鼻の穴が目立ってしまいます。
逆に、鼻翼より上に位置している状態も「鼻柱後退」と呼ばれ、鼻の先の形がきれいではなかったり、鼻の穴が見えやすくなってしまいます。鼻の整形手術においても非常に重要なパーツの1つです。

2.鼻根(びこん)

額の下にあり、両方の目の間にあります。鼻が出始める部分の名称です。その先の筋状になった部分が「鼻背:びはい(鼻筋)」となりますが、鼻根から鼻背にかかる部分で高さ・太さなどが気になる場合は、ヒアルロン酸注射によるプチ整形などによって整えることができます。

3.鼻背(びはい)

両眼の間(鼻根)から鼻の先端までの線で、鼻筋(はなすじ)のことを指します。鼻背を高くしたり整えたいと多くの方が美容面で望むことであり、整形手術のご相談が非常に多い部位です。

4.鼻翼(びよく)

鼻の先の、左右両端にふくれている部分を指します。「小鼻(こばな)」とも呼ばれ、この部分が垂れ下がっていると鼻の穴が見えにくい状態になり、重く暗い印象を与えてしまいます。
また、鼻翼の付け根の位置が鼻柱と比べて下に向かって垂れ下がっていると、正面から鼻が三角形に見えるためバランスが良くない印象を与えます。お顔のバランスを左右する大切な部位です。

5.鼻尖(びせん)

鼻の最も高い部分、鼻先のことを指します。日本人の鼻尖部分は低くて丸いことが多く、「団子鼻」と呼ばれることの多い部位です。
鼻尖の形や高さ、向きを調整することで、鼻を細くシャープな印象に変えられます。

鼻筋とは?鼻筋がないとされる原因・理由

鼻が低くて悩んでいる患者様から「鼻筋を通したい」というご要望をたくさんいただきます。では「鼻筋がない」状態というのはどういう状態でしょうか。また鼻筋がない理由とは? ここで解説していきたいと思います。

鼻筋とは

一般的に鼻筋とよばれる部分は、鼻根部から鼻背部を通り、鼻先までのラインを言います。 「鼻筋が高い」「鼻筋が通っている」と言われる人はこのラインが一直線に伸びています。 「鼻筋がない」「鼻筋が通っていない」と言われる人はこの部分の骨格が低かったり、凹んでいたりします。

鼻筋と言われる部分

鼻筋がない・低く見える原因

鼻筋がない・低く見える原因はさまざまですが以下のような要因があります。

1.鼻の付け根(鼻根部が低い)
日本人は欧米人より鼻の付け根(鼻根部)が広い傾向があるため、正面から顔を見た時に鼻が低い、鼻筋が通っていない印象を与えます。

2.鼻背部周囲の骨が太く、鼻筋を見えにくくしている
鼻背部が細く高いことで「鼻筋が通っている」という印象を与えますので、鼻背部がわかりにくいと鼻筋が低く見えます。

3.むくみやたるみなどによる原因
鼻に習慣的・物理的な圧迫(姿勢・寝相・マスクなど)を加える事によりリンパの流れが悪くなり浮腫みが生じます。浮腫む事により鼻が大きく広がり鼻筋がスッキリ見えなくなり、鼻筋が低く見えます。

4.鼻尖部(鼻先)が丸い(だんご鼻)
鼻尖部が丸く広がっていると鼻筋の後半部分が広くなり鼻筋がスッキリ見えません。

低い鼻を高くする、鼻筋を通す整形はどんな方法がおすすめ?

低い鼻を高くする際や、鼻筋を通す際は主に「隆鼻術(りゅうびじゅつ)」と呼ばれる美容治療が使われます。

1.ヒアルロン酸を使った隆鼻術

鼻の形成に適したヒアルロン酸を鼻背や鼻根に注入することで、鼻のラインや高さを整えます。顔全体のバランスを考えた上で鼻のラインを調整するため、自然な仕上がりが期待できます。ヒアルロン酸注射は、メスを使用しないので、傷痕の心配もなく、ダウンタイムや副作用が少ないのが特徴です。
一般的な持続性は1年~1.5年程度となりますが、ヒアルロン酸の量や種類によって効果や持続性は異なります。医師とよく相談の上、ヒアルロン酸を選ぶようにしましょう。

鼻へのヒアルロン酸注入はこちら

2.シリコンプロテーゼを使った隆鼻術

シリコンプロテーゼによる隆鼻術は、鼻に人工の軟骨(シリコンプロテーゼ)を挿入し、鼻筋を高くする手術です。
アジア人は元々鼻根部が欧米人に比べて低く、顔を横から見ると平たい印象になってしまいます。
この悩みを解決できるのが医療用のシリコンプロテーゼです。安全性が高くデメリットが少ないため、MIYAフェイスクリニックの隆鼻術では積極的に使用しています。また、持続性も半永久的であり、元の鼻に戻ってしまうこともありません。
術後は数日間しっかり固定し、一ヶ月間は衝撃を与えないようにする等、いくつかの注意点があります。

隆鼻術(鼻プロテーゼ)はこちら

3.溶ける糸(医療用)を使った隆鼻術

鼻を切開するのではなく、鼻先から医療用の溶ける糸を挿入し、鼻尖修正や鼻筋を高くする隆鼻術です。ただし、患部をしっかり確認しながら行えず、医師の感覚だけで行う手術のため不確実なのが大きなデメリットとしてあります。また、持続性も約1年程度と短く、短期間で効果がなくなってしまいます。そのようなデメリットを踏まえ、MIYAフェイスクリニックでは糸を使用した隆鼻術は行っていません。

切らずに鼻を整形する方法は?MIYAフェイスクリニックが糸を用いない理由

4.自家組織による隆鼻術

鼻筋を整える方法として、自家組織を挿入する方法もありますが、こちらもMIYAフェイスクリニックではおすすめしていません。
理由としては、理想通りの鼻に整えることが難しい可能性があるからです。また年齢が経つにつれて、軟骨の癒着や吸収変形が起こる可能性が高く、修正が困難になるケースも考えられます。

丸い鼻や団子鼻のお悩みを改善する整形

丸い形をしている鼻や団子鼻にお悩みの方には「鼻尖縮小術(びせんしゅくしょうじゅつ)」がおすすめです。

1.医療用の糸を使った鼻尖縮小術

鼻を切開せず、数箇所の針穴から糸を結び鼻先を縛る方法です。糸を結ぶことにより、鼻の軟骨が寄って余分なスペースが減り鼻先が細くなります。
メスを使用しないで切らずに鼻先を整えられる施術ですが、余剰な皮下の軟組織を除去したり、医師がしっかり目で見て確実に形を整えられるものではないため、MIYAフェイスクリニックではおすすめしていません。
効果も非常に短く、手術後の持続性は最短1ヶ月程度です。他の施術法に比べ、後戻りが非常に早くなってしまいます。

2.鼻の穴の内側を切開する鼻尖縮小術

最もスタンダードな方法です。鼻の穴の内側を8~10mm程度切開し、鼻尖の丸みや厚みを取り去ります。具体的な方法としては、鼻先の軟組織を除去し、鼻先の軟骨形態を小さく整えます。
細くシャープな鼻先になり、スッキリとした印象を目指せます。

鼻尖縮小術はこちら

小鼻や鼻の穴の形を小さく整える整形

小鼻や鼻の穴の大きさが気になる方には、小鼻縮小術(鼻翼縮小術)と呼ばれる方法がおすすめです。

1. 鼻翼の外側を切除する小鼻縮小術(外側法)

外側法は、鼻の穴の内側から鼻翼の外側まで鼻を大きく見せている組織を部分的に切除します。
鼻の穴を小さくし、顔のバランス全体を整えるのに適しています。

2.鼻翼の内側のみを切除する小鼻縮小術(内側法)

鼻の穴の内側の鼻翼の付け根の組織を部分的に切除して、鼻の穴の大きさを小さくします。キズ痕が見えずに分かりづらい事が特徴ですが、外側法と違い鼻翼の大きさはほとんど変化が見られません。

小鼻・鼻の穴の整形(鼻翼縮小)の症例はこちら

小鼻縮小術は「内側法」と「外側法」の両方の要素を兼用するのが理想的!

MIYAフェイスクリニック独自の施術法で最も満足度が高く、高評価を頂いているのが「中間法」と呼んでいる方法です。
外側法と内側法の両方のメリットを的確に取り入れることで、さらに自然で理想に近い鼻の形に近づけます。医師との綿密なカウンセリングや理想の鼻の形を相談し、両方の特徴を取り入れてスッキリとした印象に近づけることが可能です。

鼻翼縮小術はこちら

ワシ鼻や段鼻を改善する整形

ワシ鼻(段鼻)は、鼻を横から見ると鷲のくちばしのように見えるためにそう呼ばれます。鼻筋の中心にでっぱり(ハンプ)があり、曲がったように見ます。鼻先が尖って垂れているような場合もあり「魔女鼻」という別名もあります。
「魔女鼻」と呼ばれる通り、意地悪そうなイメージを持たせるため、女性にとっては非常に気になる形だといわれています。このワシ鼻を改善することによりお顔の印象をより良くし、女性らしい印象を与えられるようになります。

1.鼻筋を整えるワシ鼻修正術

ワシ鼻の修正には、いくつかの方法を兼用することで改善されます。
出っ張った鼻骨の一部を削る事でワシ鼻が修正されますが、鼻筋が太くなる事が心配される場合は、シリコンプロテーゼ等で鼻筋をバランス良く整えることができます。
また、鼻根が低いためにワシ鼻のように見えている場合は、鼻根部にヒアルロン酸注射等をすることにより解消できることもあります。詳しくは医師にご相談下さい。

ワシ鼻修正術はこちら

2.バランス良く鼻先を下げ、尖らせる鼻中隔延長術

鼻先が短く鼻の穴が目立つことが気になる場合やL型シリコンプロテーゼ術後の影響で上に上がりすぎている鼻先を下げたり、低い鼻先を高くしたい方に適した鼻整形です。

鼻中隔延長術(耳介軟骨移植によるもの) はこちら

鼻の整形施術一覧はこちら

鼻整形におけるリスクや副作用

美容整形といっても手術は医療行為です。考えられるリスクもしっかり知っておきましょう。

1.合併症

術後の経過に伴い、稀に合併症が生じる可能性があります。炎症や挿入したシリコンプロテーゼの感染等がありますが、早期に治療を行うことが重要です。万が一、赤みや痛みを感じたら、早めに当クリニック医師の診察をお受け下さい。

2.腫れ・内出血・かゆみ

術後は、患部に腫れや内出血が見られることが多くありますが、大きな腫れ、内出血は1~2週間程度で軽減していきます。また、傷口が治る過程でかゆみが生じることもあります。どれも時間経過と共に落ち着いてきますが、不安な際には医師の診察を受けるようにして下さい。

3.当院では必ず「術前採血」を行っています。 ※採血代は手術代に含まれています。

MIYAフェイスクリニックではメスを使用する手術を受けていただく際は必ず術前採血で患者様の感染症や健康チェックを行っています。これを行うことにより、手術におけるリスクや副作用を最小限に留めることが可能です。

鼻についてのお悩みはぜひ「MIYAフェイスクリニック」に!

これまでご紹介したように、「鼻の整形」といっても種類は非常に多くあります。
ご自身のお悩みに合わせてどのような手術が良いのかを、実際に信頼できる医師のカウンセリングを受け、納得をしてから決めることが非常に重要です。
MIYAフェイスクリニックでは、鼻の整形に関するカウンセリングにいらっしゃる患者様には必ず、「優先順位」のご説明をしています。
鼻の整形の優先順位とは、どの部位をどのようにしたいのか希望をお伺いし、希望に応じて適切な施術計画を提案することです。

その理由としては、患者様のご希望にもよりますが、例えばプロテーゼだけを入れるだけ、鼻翼だけを小さくしただけの場合と比べて、鼻尖縮小を同時におこない鼻先も整えた場合のほうが圧倒的に満足度の高い効果を得られるためです。
鼻の手術は、切開部位が共通するものもあるため、ダウンタイムのことを含めてできる限り同時に手術することが理想的です。
同じ部位に何度もメスを入れることで身体に負担がかかることもありますが、再手術をすればするほど手術効果は出にくくなり、違和感や合併症を引き起こす要因にもなります。

一度で「1番綺麗なあなた!」を実現するために相応の技術力と美的センスを兼ね備えた医師を見つけることが大切です。

他院の施術に満足がいかず、MIYAフェイスクリニックでの修正を希望しカウンセリングにこられる患者様を多く見てきました。
美容整形といえども、医療であることに変わりません。手術費用や規模の大小だけではなく、いくつかの美容外科クリニックでカウンセリングを受けていただき、施術の説明・流れ・ダウンタイム・リスクなど少しでも疑問に思ったことはしっかりと相談を受け解消してくれるような、ご安心できて納得のいく医師を見つけましょう。

鼻整形の症例

20代/女性

【隆鼻術(鼻プロテーゼ)・鼻尖縮小・鼻中隔延長の症例写真】

隆鼻術 鼻整形 症例1

隆鼻術 鼻整形 症例2

隆鼻術 鼻整形 症例3

隆鼻術 鼻整形 症例4
隆鼻術(鼻プロテーゼ)・鼻尖縮小・鼻中隔延長 20代女性 症例写真

【隆鼻術(鼻プロテーゼ)・鼻尖縮小・鼻中隔延長の施術説明】

・隆鼻術は、医療用のプロテーゼを鼻に挿入することで、鼻筋を通しスッキリとした高い鼻にします。プロテーゼはご希望に沿った高さや幅をもとに一人ひとりのお顔のバランスに合わせて自然に美しくなるように院長自らが調整致しますのでご安心ください。

・鼻尖縮小術は、鼻先の軟部組織と軟骨の一部を除去し、左右に広がった鼻翼軟骨を中央に引寄せて固定することで、スッキリとシャープな鼻先にします。

・鼻中隔延長は、ご自身の耳介軟骨や鼻中隔軟骨を採取して鼻尖部や鼻柱部に移植することで、鼻先を下方延長(鼻中隔延長)し、鼻先を美しく整えます。自身の組織を使うため、安全性が高く自然に仕上がります。

 

【隆鼻術(鼻プロテーゼ)・鼻尖縮小・鼻中隔延長の料金】

・隆鼻術(鼻プロテーゼ)
¥220,000(税込)

・鼻尖縮小
¥319,000(税込)

・鼻中隔延長
¥396,000(税込)

 

【隆鼻術(鼻プロテーゼ)・鼻尖縮小・鼻中隔延長のリスクと副作用】

出血・感染症・患部腫脹・内出血

 

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本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>