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美容整形のここが知りたい!医師監修記事

鼻を高くする整形に用いられる手術方法は?

2023.11.16

ここ数年で、ネットやYou Tubeの整形に関するコンテンツも増え美容整形に対するハードルは下がってきているのではないでしょうか。しかし、それとともに美容整形の失敗やトラブルの情報も多く見られます。この記事では、お顔のパーツの中でも中心に位置する「鼻」。そのお鼻を高くしたいとお考えの方に、鼻を高くするための美容整形手術の方法や、鼻整形のリスク、ドクターの選び方などを紹介します。
美容整形外科選びの際にぜひ役立ててください

目次

低い鼻を高くする、鼻筋を通す整形術

1.ヒアルロン酸を使った隆鼻術

ヒアルロン酸を鼻筋や鼻根に注入することで、お鼻の形や高さ、ラインを整える事が可能です。
MIYAフェイスクリニックでは院長がお顔全体のバランスを考慮しながら注入量を調整するため、非常に自然な形に仕上がると評判です。
また、ヒアルロン酸には様々な種類がございますので、患者様のご希望に合わせたヒアルロン酸を選択して行います。また、鼻先にヒアルロン酸を注入すると、ヒアルロン酸が左右に広がり団子鼻になる可能性があります。鼻先は皮脂腺や血管が多くあり感染を起こしやすいため、当院では基本的に行っていません。

ヒアルロン酸を使った隆鼻術のメリットとは

・切開しないのでダウンタイムが少ない
・処置時間が短い
・アレルギーの心配がなく、人体への安全性が高い
特にダウンタイムの短さはヒアルロン酸ならではのものです。

ヒアルロン酸を使った隆鼻術のデメリットとは

・高さを出すのに限界がある
・持続性が低い
・定期的な再注入が必要

2.シリコンプロテーゼを使った隆鼻術(鼻プロテーゼ)

お鼻に医療用の人工軟骨(シリコンプロテーゼ)を挿入し、鼻筋を高くする手術です。元々アジア人は鼻根部が欧米人に比べて低く、お顔を横から見ると平べったい印象になってしまいます。
そこで、鼻筋にシリコンプロテーゼを挿入し鼻筋を高くすることで、お顔に立体感が生まれメリハリのあるお顔立ちになります。
シリコンプロテーゼの形には「I型」と「L型」があり、また様々な素材がありますが、当院では安全性が高く、大きなデメリットが少ない、医療用のI型シリコンプロテーゼを起用しています。鼻の穴の内側を切開するので、傷痕は目立ちません。

3.溶ける糸を使った隆鼻術

ヒアルロン酸注入では物足りないけど、シリコンプロテーゼを入れるのには抵抗があるという方がよく選択されるのが、溶ける糸を使って鼻の形を整える方法です。
専用の特殊な糸を使用して鼻の形状を形成します。通常では8~12本の糸を使用して、理想に近い鼻の形にしていきます。美容外科手術を行わない美容皮膚科クリニック等で多く取り扱われているようですが、「溶ける糸」を使用することによる不確実性や後戻りの速さからMIYAフェイスクリニックでは、糸を使用した隆鼻術はおこなっておりません。
鼻先を高くすることで小鼻の横の広がりが改善する効果があると言われていますが、確実で十分な効果が得らません。当院ではしっかりした効果を得て頂ける鼻翼縮小術をおすすめしております。

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4.耳介軟骨移植による隆鼻術

耳にある軟骨を取り出して鼻に入れる方法を、「耳骨軟骨移植」と呼びます。一見ご自身の軟骨を使用するため、デメリットが少ないように感じますが、必ずしもご自身の耳から鼻の整形に適した軟骨が十分に摘出採取できるわけではないことや、術後の癒着や吸収変形が起こり、修正が困難になるケースも多くあるためMIYAフェイスクリニックでは耳介軟骨移植による隆鼻術はお勧めしていません。医療用のシリコンプロテーゼの方法の方が安全性が高く、当院では鼻筋にプロテーゼを使用し、鼻先はご自身の耳介軟骨移植の組み合わせをお勧めしています。

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隆鼻術のリスクや副作用について

1.ヒアルロン酸を使った隆鼻術のリスクや副作用

・内出血
皮膚の薄い部位や毛細血管が多い場所で起こります。※1~2週間程度で解消されます。

・腫れ、むくみ
ヒアルロン酸注入の刺激で、腫れやむくみを感じることがあります。
患部を強く押したりしないようにしていただければ、※1~2週間程度で解消されます。

・痛み、違和感
注入した部位によっては、注入直後に違和感や軽い痛みを感じる場合があります。
※数日で治まることがほとんどです。もし気になるようでしたら受診して下さい。

・血流障害
注入したヒアルロン酸によって血流を阻害する事により組織に十分な酸素供給をができなくなります。
 早急に対応(ヒアルロニダーゼ注入)する事で組織壊死等の重篤な合併症を回避できる可能性が高まります。

・チンダル現象
皮膚の薄い箇所に注入した場合、ヒアルロン酸が青っぽく透けて見えてしまうことがあります。

2.シリコンプロテーゼを使った隆鼻術のリスクや副作用

ヒアルロン酸と同じく内出血や術後の腫れ、むくみ、内出血、痛み等があります。
また、術後に感染症にかかるのを予防するため、抗生剤を処方し、術後の痛みに対しては鎮痛剤等を処方します。
※手術後に何らかの問題が生じた場合、抜去(除去)する事も可能です。

3.溶ける糸を使った隆鼻術のリスクや副作用

稀に腫れやあざ、色素沈着、内出血等を起こすことがありますが、※1週間程度で解消されます。抗生剤や鎮痛剤等が処方されますので、必要に応じて服用して下さい。糸への感染が生じた場合に糸の摘出が困難になることが多いので注意が必要です。

4.耳介軟骨移植による隆鼻術のリスクや副作用

手術当日に鼻と耳の両方で若干鈍痛がありますが、※すぐに落ち着きます。痛み止めを処方しますので、必要に応じて服用して下さい。
また、手術後に鼻周囲の腫れが生じますが、※時間の経過と共に治まります。
術後に癒着や吸収変形が起こり修正が必要になった場合は、修正が困難になることが多いので注意が必要です。

隆鼻術の料金について

料金は手術方法によって大きな差があります。どの方法が適切かは個人差があるため、信頼できる医師と綿密なカウンセリングを行うことが大切です。

当院の隆鼻術の料金詳細はこちら

隆鼻術のドクターの選び方

1.形成外科・美容外科の高度な技術や豊富な実績を持っていること

近年、美容外科クリニックの乱立で、医師免許を取得して間もない若手医師や、美容医療経験の浅い医師による重大な医療トラブルを起こす事例が増えています。
医師としてのキャリアが長くても、他科から転科している場合もあるため、形成外科・美容外科の経験を積んだ高度な技術や豊富な実績を持つ医師を選ぶことが大切です。

2.医師から納得いくまで、十分な説明が行われること

美容クリニックによっては医療資格のない美容カウンセラーがカウンセリングを行い、医師とのカウンセリング時間が短く、十分な説明を受けることが出来なかった。また施術内容を一通り説明してもらっただけで、何となく理解したかな…といった状態で終わってしまうのは大きな問題です。患者様のお悩みに対し、手術内容の具体的な説明や仕上がりイメージ、術後のリスク、手術にかかる費用等、納得いくまで丁寧に説明をしてもらえるかも見極めるポイントとなります。

3.料金が明確であること

ホームページや広告等で、実際クリニックに足を運んでみると麻酔代金や様々な金額が追加されて、治療費が思っていた以上に膨らんでしまったということがあります。
複数のクリニックを通じて料金を比較しながら、実際の施術料金を明確化することも大切です。

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鼻を高くしたい方は信頼できる医師に相談しよう

数多くあるクリニックの中でどうやって信頼できる医師を探すかというと、一番重要視すべきなのは「納得するカウンセリング」を行っているかという点です。
カウンセリングを重視していないクリニックは、患者様の希望が伝わらない可能性が出てきます。医師自らが患者様に向き合い、個々の状態や要望を理解してくれるかどうかが、信頼できるクリニックを見分ける重要なポイントとなります。
「低価格」や「有名だから」といった理由だけで安易にクリニックを選択することは避けましょう。
クリニックの名前で選ぶのではなく、どの医師に任せるのかが重要です。必ず悩みにしっかりと向き合い、患者様のご希望通りの施術を行うために相応の技術力と美的センスを兼ね備えた医師を選びましょう。
当院では、形成外科専門医である宮里院長がカウンセリングから施術まで一貫して行い「1番綺麗なあなた!」の実現を目指して、より質の高い施術を提供いたします。

鼻整形をお考えの方はMIYAフェイスクリニックにお越しください。

その他の鼻の整形についてはこちら

鼻先を伸ばす鼻中隔延長術はこちら

小鼻を小さくする鼻翼縮小術はこちら

鼻先を細く尖らせる鼻尖縮小術(団子鼻形成)はこちら

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>