大阪難波でフェイスリフト専門クリニック
日本専門医機構認定 形成外科専門医による
美容外科(美容整形)・美容皮膚科・形成外科

TEL.06-6585-9138

ドクターコラム

フェイスリフトの傷跡について 2

2026.07.17

フェイスリフト

大阪難波のMIYAフェイスクリニックの宮里です。

今回はフェイスリフトの傷痕について
フェイスリフトの傷跡をきれいにするために本当に大切なこと
のお話をさせていただきます。

フェイスリフトを検討されている患者様から、「傷は目立ちますか?」、
「きれいに治りますか?」というご質問をいただくことがあります。
傷跡をきれいにするために大切なこととして、前回は術後のテープ固定についてお話ししました。
しかし実際には、傷跡の仕上がりを決める要素はそれだけではありません。
今回は、私が考える「傷をきれいに治すために本当に大切なこと」についてお話しします。

傷跡の仕上がりは手術中から決まっている

患者様は術後のケアに注目されがちですが、実は傷跡の美しさは手術中から大きく左右されます。
どれだけ丁寧に術後ケアを行っても、
・無理な方向に皮膚を引っ張る
・強い緊張が傷にかかる
・血流が悪くなる
ような状態では傷はきれいに治りにくくなります。
傷跡をきれいにするためには、まず手術そのものが丁寧に行われていることが重要です。

傷に負担をかけないフェイスリフト

私がフェイスリフトで大切にしているのは、「皮膚で引っ張らないこと」です。
本来フェイスリフトで引き上げるべきなのは皮膚だけではありません。
SMASなどの深部組織を適切に引き上げることで、皮膚にかかる負担を減らすことができます。
皮膚だけで強く引っ張ると、
・傷が広がる
・傷が赤くなる
・耳が引っ張られる
・不自然な仕上がりになる      
などリスクが高くなります。
私は傷をきれいにするためにも、深部組織の処理が重要だと考えています。

血流を保つことが重要

傷は血流によって治ります。
そのため、
・不必要な剥離
・過度な緊張
・組織へのダメージ
はできるだけ避けるべきです。
どんな術式を選択するかよりも、「組織をどれだけ丁寧に扱うか」の方が
重要な場合も少なくありません。

術後はできるだけ傷を刺激しない

手術が終わった後も傷は治癒を続けています。
この時期に、
・何度も触る
・強く洗う
・頻繁にテープ交換をする
といった刺激はできるだけ避けた方がよいと考えています。
前回のコラムでお話ししたように、当院では基本的にテープは貼りっぱなしにしていただいています。
傷は「何かをすること」よりも、「余計なことをしないこと」が大切な場合があります。

患者様ご自身の体質も影響する

もちろん、すべてが医師の技術だけで決まるわけではありません。
・肌質
・年齢
・喫煙歴
・体質
・傷の治りやすさ
なども影響します。
ただし、適切な手術と適切な術後管理によって、その差を最小限にすることは可能です。

私が考える理想の傷跡

フェイスリフトの理想は「傷を隠すこと」ではありません。
時間の経過とともに、「どこを切ったのかわからない」、
「普段は傷跡の存在を忘れている」などの状態に近づけることだと思っています。
 そのためには、
・適切な切開デザイン
・丁寧な組織操作
・皮膚に負担をかけない引き上げ
・術後の安定した管理
これらすべてが重要です。

まとめ

フェイスリフトの傷跡をきれいにするためには、術後のケアだけではなく、
手術そのものの質が非常に重要です。
私は日々の診療の中で、「しっかり引き上げること」と「傷をきれいに治すこと」の
両立を目指して手術を行っています。      
フェイスリフトを検討されている方は、術式名だけではなく、
「その医師がどのような考え方で傷跡と向き合っているか」にも注目していただければと思います。

次回

なぜ当院は生え際切開ではなく頭皮内切開を選択しているのか」についてお話したいと思います。

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院