ドクターコラム
フェイスリフトを受けるのにおすすめの季節は?
~手術時期の選び方を形成外科専門医が解説~
2026.08.21
フェイスリフト
大阪難波のMIYAフェイスクリニック院長の宮里です。
フェイスリフトを検討されている患者様から、「暑い夏は避けた方がいいですか?」、
「汗をかくと傷が蒸れて、感染しやすくなりませんか?」、
「冬の方がダウンタイムを隠しやすいですか?」と聞かれることがあります。
結論からお伝えすると、私はフェイスリフトに特別なベストシーズンがあるとは考えていません。
季節よりも、術後に無理をせず過ごせる「ご自身にとってベストなタイミング」を選ぶことが大切です。
夏にフェイスリフトをしても大丈夫?
夏は汗をかきやすいため、「傷が蒸れて感染しやすいのでは?」と心配される方がいらっしゃいます。
もちろん術後に炎天下を長時間歩いたり、
大量に汗をかくような運動をしたりすることはおすすめしません。
しかし現在は、エアコンの効いた室内で過ごすことができます。
適切な術後管理ができていれば、暑い季節という理由だけで
フェイスリフトを避ける必要はないと考えています。
当院ではフェイスリフト後にドレーンを留置し、通常は術後2〜3日目に抜去します。
傷の状態に問題がなければ、その後は洗髪やシャワー浴も許可しています。
冬の方がダウンタイムを隠しやすい?
冬はマフラーやハイネックなどで首周りを隠しやすいというメリットがあります。
一方、現在はマスクの着用も以前ほど不自然ではないため、
季節を問わず顔の腫れや内出血をある程度隠しながら過ごすことができます。
ただし、フェイスリフトのダウンタイムを完全に隠せるわけではありません。
そのため季節よりも、仕事や人と会う予定などから逆算して手術日を決めることをおすすめしています。
大切なのは「何月に受けるか」より「いつ休めるか」
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの長期休暇を利用して手術を受けるのも一つの方法です。
重要なのは、春夏秋冬のどの季節に受けるかではなく、
「術後に十分なダウンタイムを確保できるか」ということです。
「夏だからやめておこう」「冬まで待った方がいい」と季節だけで判断する必要はありません。
フェイスリフトを検討されている方には、仕事やご家庭の予定、術後の通院なども考えながら、
ご自身にとって無理なく休める時期が、手術を受けるベストなタイミングとお伝えしています。
