大阪難波でフェイスリフト専門クリニック
日本専門医機構認定 形成外科専門医による
美容外科(美容整形)・美容皮膚科・形成外科

TEL.06-6585-9138

ドクターコラム

フェイスリフトで左右差は治る?
手術前に知っておきたい顔の左右差について

2026.09.02

フェイスリフト

大阪難波のMIYAフェイスクリニック院長の宮里です。

フェイスリフトのカウンセリングでは、ときどき、「左右同じように引き上がりますか?」、
「もともと左右差があるのですが、手術で治りますか?」と質問されることがあります。
実は、私たちの顔はもともと完全な左右対称ではありません。
今回は、フェイスリフトと顔の左右差についてお話しします。

顔にはもともと左右差があります

鏡を見ているだけでは気づきにくいのですが、正面から撮影した写真をよく見ると、
・頬の高さ
・フェイスライン
・口角の位置
・ほうれい線やマリオネットライン
・脂肪のつき方
・顎や頬骨などの骨格
などに左右差がある方は珍しくありません。
さらに、加齢によるたるみ方も必ずしも左右同じではありません。
そのためフェイスリフトでは、単純に「左右を同じ強さで引っ張ればよい」というわけではありません。

フェイスリフトで左右差は改善できる?

たるみが原因となっている左右差であれば、フェイスリフトによって改善できる可能性があります。
例えば、片側のジョールが目立つ、片側の頬がより下がって見える、といった場合です。
手術では左右それぞれの状態を確認しながら、皮膚やSMASの処理、引き上げる方向などを調整します。
一方で、フェイスリフトですべての左右差をなくせるわけではありません。
骨格そのものの左右差や、筋肉の動き、脂肪のボリュームなどが原因の場合には、
フェイスリフトだけで完全な左右対称にすることは困難です。

「何が原因の左右差なのか」を手術前に見極めることが大切です。

手術直後の左右差は「失敗」とは限りません
もう一つ知っておいていただきたいのが、術後の左右差です。
フェイスリフト後は、腫れや内出血、むくみなどが左右まったく同じように出るとは限りません。
そのため、術後早期には、「右のほうが腫れている」、「片側だけ引きつれて見える」、
「フェイスラインが左右違う」と感じることがあります。
もちろん診察が必要な場合もありますが、術後早期の左右差だけで
最終的な仕上がりを判断することはできません。
腫れが落ち着き、組織がなじんでいく経過を見て判断する必要があります。

大切なのは「完全な左右対称」ではなく自然なバランス

美容外科手術では、左右差をできるだけ整えることは大切です。
しかし、人の顔を定規で測ったような完全な左右対称にすることが、
必ずしも自然で美しい顔につながるとは限りません。
フェイスリフトでも同じです。
左右を機械的に同じだけ引き上げるのではなく、その方がもともと持っている骨格や脂肪、
たるみ方を見ながら、顔全体として自然なバランスを整えることが重要だと考えています。

手術前の写真確認も大切です

フェイスリフトを検討されている方には、手術前にご自身の顔を正面・斜め・横から
撮影した写真で確認していただくことをおすすめします。
普段は気づかなかった左右差が見つかることもあります。
術前の状態を患者様と医師が共有しておくことは、手術計画だけでなく、
術後の仕上がりを正しく評価するうえでも大切です。
フェイスリフトは「左右を同じように引っ張る手術」ではありません。
一人ひとり異なる顔の構造やたるみ方を見ながら、
どこを、どの方向に、どの程度整えるのかを考える手術です。

左右差が気になる方も、まずはその原因がどこにあるのかを診察したうえで、
フェイスリフトで改善できる部分と、できない部分を考えていくことが大切だと思います。

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院