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眼瞼下垂症とは?治療方法や治療するメリット、症例についてご紹介

2022.04.25

眼瞼下垂症

眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)とは、なんらかの原因で瞼を上げる筋肉(眼瞼挙筋)の動きが上瞼の縁に伝わらなくなり、上瞼の開きが悪くなる病気のことです。

「瞼(まぶた)が重い、物が見にくい、上の方の視野が狭い」というのが眼瞼下垂症の主な症状になります。ほかにも、頭痛や肩こりといった慢性的な症状も出やすくなってしまいます。

眼瞼下垂症には、当クリニックが行っている「見開き拡大術」が有効です。施術をすることで黒目(角膜)の露出を拡げ視野が広くなり、症状が軽快する傾向にあるだけでなく、ご希望の二重ラインを作る美容的な面での改善も得られます。

今回は、眼瞼下垂症についての詳しい解説と治療方法、治療するメリットや実際の施術の流れまで詳しくご紹介いたします。

目次

 

眼瞼下垂症とは?症例について解説

眼瞼下垂になる原因は生まれつき瞼が下がっている「先天性眼瞼下垂症」と、加齢による筋肉の緩み、コンタクトレンズの長期間の使用などが原因で瞼が下がっている「後天性眼瞼下垂症」がございます。ここでは、眼瞼下垂についての詳細と、「先天性眼瞼下垂症」と「後天性眼瞼下垂症」の違いについてわかりやすくご紹介いたします。

眼瞼下垂症とは?

眼瞼下垂症とは、目を開いた時に上瞼の縁が正常の位置(黒目の上方が少し隠れる高さ)より下がっている状態を指します。上瞼の開きが悪くなり、二重の幅が異様に広くなってしまう、あるいは瞼のラインが増えて三重になってしまうこともあります。さらに、無理に瞼を開こうとするため、額にシワができてしまう原因にもなります。

また、美容的な面の問題だけではなく、視野が狭く感じられ、無意識に物を見るとき首の後ろや肩の筋肉を縮め、顎を突き上げて見てしまうなど肩こりや頭痛の要因になるなど、眼瞼下垂を原因として、様々な問題が出てきてしまいます。

 

先天性眼瞼下垂症

「先天性眼瞼下垂」とは、生まれつき眼瞼下垂が見られる症状のことです。生まれた直後はほとんど瞼が開かず、日を追うごとに少しずつ開くようになるものの、完全に開くようにはなりません。先天性眼瞼下垂の原因としては、瞼を上げる筋肉である「眼瞼挙筋(がんげんきょきん)」の発達異常や眼瞼筋肉を動かす神経に異常があるなど、瞼が完全に持ち上げられないことが挙げられます。

治療法は、基本的に手術一択となります。ただし慌てる必要はなく、視力がきちんと発達しているのを確認しながら、3歳過ぎから検討を始めましょう。瞼が全く開かない、あるいは眼瞼下垂が酷く視界が著しく狭い場合には、弱視 ※になる可能性が高まるといわれるため、2歳以下でも手術を行う場合があります。

※弱視:視覚情報が伝わる経路上に支障があることで視力が弱まり、眼鏡やコンタクトを使っても視力が十分に出ない状態

後天性眼瞼下垂症

後天性眼瞼下垂は、その大半が加齢を原因としています。加齢により、瞼の先端部分にある瞼板と瞼を上げるための眼瞼挙筋の末端にある挙筋腱膜が緩んで起こるもので、筋肉の動き自体には問題ないことが多くみられます。加齢の他には、コンタクトレンズの常用、スマートフォン・パソコンの長時間の利用、花粉症やアトピーで瞼を擦る行為、神経の麻痺や外傷による影響などが原因になっている場合もあります。

MIYAフェイスクリニックでは、後天性眼瞼下垂の手術を行っています。審美目的で目の見開きを改善し、黒目(角膜)の露出を広げて、目力をアップさせる場合は「見開き拡大術」が適応です。
「見開き拡大術」では、眼瞼下垂症を改善すると同時に、瞼の皮膚のたるみも切除し、ご希望の二重ラインを形成することも可能です。

後天性眼瞼下垂をはじめとした目もとの症例についてはこちら

「見開き拡大術」の治療法について

MIYAフェイスクリニックでは、視野の改善や頭痛、肩こりの改善といった健康的な問題だけではなく、見た目も美しい目元になるように施術を行います。

ここでは、「見開き拡大術」のメリットや施術の流れ、アフターケアについて詳しくご紹介いたします。

「見開き拡大術」とは?

見開き拡大術(眼瞼下垂術)は、瞼板から外れる、もしくは薄く伸びてしまった挙筋腱膜と瞼板とのスムーズな連続性を再建することで見開きを改善し、上瞼のたるみ取りと二重ラインの形成を同時に行う手術です。

目が開きやすくなることで眉毛や顎を上げる必要がなくなり、額のしわや頭痛や肩こりといった慢性的な症状も軽快していきます。さらに、上瞼のたるんだ皮膚を切除でき、スッキリとした若々しい目元へ改善し、ご希望の二重ラインもつくることもできます。

見開き拡大術の流れ

  • 1.施術前に希望の二重ラインのデザインを行います。患者様にも確認していただきます。
  • 2.実際にデザインするラインを描きます。
  • 3.麻酔を行います。
  • 4.切開し、余分な皮膚・眼輪筋を切除します。
  • 5.緩んでいる挙筋腱膜と瞼板を調整して見開きの改善を行います。
  • 6.患者様に見開きを確認していただきます。
  • 7.傷跡が目立ちにくくなるように、丁寧に縫合します。

 MIYAフェイスクリニックの見開き拡大術(眼瞼下垂術)の施術詳細についてはこちら

術後の注意点

【術後の処置と状態】腫れと痛みを軽減するため、施術部分を冷やして下さい。腫れのピークは2〜3日程度となり、大きな腫れは2週間以内で軽快に向かいます。

【痛みについて】処方される痛み止めでコントロール可能です。

【内服薬の処方】抗生剤・痛み止め・点眼薬

【衛生面・メイクについて】手術翌日より洗顔は可能です。施術部分以外であればメイクをすることも可能です。

【日常生活で注意していただきたいこと】夜の入眠時には、頭を高くして寝ていただくことにより、腫れの軽減につながります。

【その他の注意事項】帰宅後より患部を冷やして下さい。

また、入浴・運動・飲酒などの血行を促進する行為は最低1週間は控えて下さい。

施術後は一時的な閉瞼不全でドライアイ症状を伴い疲れやすくなっています。十分に目を休ませることをお勧めいたします。

手術後1週間の検診

【状態の確認】抜糸を行い、施術部分の状態を確認いたします。腫れや痛みは日ごとに落ち着いてくるはずですが、気になる場合は遠慮無くご相談下さい。

【日常生活について】運動についての制限はこの時点でなくなります。また、ご来院の際に次回検診(手術後1ヶ月検診)のご予約を取っていただきます。

手術後1ヶ月・3ヵ月の検診

【状態の確認】1ヶ月で大きな腫れは落ち着き、3ヶ月ほどで自然な状態に近づきます。

【その他】1ヶ月検診時に3ヶ月検診のご予約を取っていただきます。ご希望によっては6ヵ月検診も設けております。その他、定期検診以外でも気になる点がございましたら、お電話でご連絡いただければ随時状態を診させていただき、適切な処置を行います。お気軽にご連絡下さい。

眼瞼下垂を含む【目もとの施術】のよくある質問はこちら

視野障害改善や目力アップに!眼瞼下垂はMIYAフェイスクリニックにお任せ下さい

目元は、お顔の印象に最も影響を及ぼす重要なパーツです。眼瞼下垂の手術を受ける際にも、お顔全体のバランスを考慮しないと治療の満足度は上がりません。MIYAフェイスクリニックでは「1番綺麗なあなた」を目指し、宮里院長が丁寧かつ入念なカウンセリングで患者様の理想をしっかりとお聞きし、お顔全体とご希望を踏まえた効果的な治療をご提案させていただきます。

眼瞼下垂症でお悩みの方は、ぜひMIYAフェイスクリニックにお任せ下さい。

【見開き拡大術(眼瞼下垂術)の料金】
見開き拡大術(皮膚側) ¥429,000(税込)

【見開き拡大術(眼瞼下垂術)のリスクと副作用】
腫れ、浮腫、内出血、血腫、左右差、傷跡、ドライアイ、感染症、兎眼

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眼瞼下垂症手術について

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>