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目の下のクマ取りについて、その原因・症状や施術について解説

2021.08.28

目の下のクマ下眼瞼たるみ取りイメージ

目の下のクマにお悩みではありませんか?目の下にクマがくっきり見えると老け顔の印象を与えてしまします。

元気なのに「疲れているの?」よく眠れているのに「寝不足?」などといったことを周りのひとから言われることもあるのではないでしょうか。目の下にクマが出来てしまうと、それだけでお顔の印象が変わります。できれば、目の下のクマを改善したいという方もいらっしゃることだと思います。

そこで今回は、目の下のクマ取りについて詳しく解説いたします。クマの原因や症状、施術についても解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

 

クマとは?

代表的な目の下のクマの種類とそれぞれの原因・症状について

目の周りの皮膚は他の部分の皮膚より薄くとてもデリケートです。そのため、ちょっとしたことが原因でクマの症状へと繋がります。ここでは代表的な目の下のクマの種類と原因・症状について解説いたします。

茶クマ

茶クマは色が茶色く、鏡等でどの角度から見ても肌の質感が変わらないのが特徴のクマです。紫外線を浴びることで「メラノサイト」と呼ばれる細胞が自己防衛のために色素を作り出します。この茶色の色素「メラニン色素」が日焼けや摩擦によって色素沈着し、皮膚が茶色く見えるのが主な原因です。 肌のターンオーバーが早ければ自然に消えていくメラニン色素ですが、加齢等の影響で遅くなってしまうと色素沈着として肌の表面に残ってしまい、茶色のクマとなってしまいます。対策法としては、以下のようなものがあります。

  • ・しっかり肌の保湿やUVケアをしましょう
  • ・美白クリームのご使用をおすすめします
  • ・ビタミンCを摂取しましょう
  • ・ビタミンC誘導体配合のアイクリーム・美容液のご使用をおすすめします
  • ・クレンジングなどで目元を強くこすらないにしましょう

茶クマは他の種類のクマと混合していることも多く、症状に合わせた治療を行う必要があります。

茶クマ

青クマ

青クマは、文字通り青く見える場合の他にも、赤紫色や黒っぽく見えることがあります。主な原因は、睡眠不足等による目の周りの血行不良やパソコン・スマホの画面を長時間見ている等の眼精疲労からきていることが多いクマです。 対策法としては、以下のようなものがあります。

  • ・しっかりと睡眠を取りましょう
  • ・入浴や目元を温め血行を良くしましょう
  • ・リンパマッサージやツボ刺激で血流やリンパの流れを改善しましょう

他にも自律神経の乱れによるもの、鉄欠乏性貧血のような病気が原因となる場合もあり、あまり楽観視しない方がいい症状です。治療と併せて睡眠時間を多くとり目を酷使させない等、生活習慣の改善も必要です。

青クマ

黒クマ(影グマ)

黒クマとは、目の下の凹みや脂肪(眼窩脂肪・がんかしぼう)のふくらみによって影ができることで黒く見えるクマです。クマと目の間に膨らんでいる部分があり、そこを押すとクマが消える場合は黒クマの可能性が高くなります。また、まぶたのたるみが原因でも起こります。 対策法としては、以下のようなものがあります。

  • ・目の下の突出した脂肪を適切に処置します
  • ・たるんだ皮膚を切除します
  • ・目の下の凹みに、ヒアルロン酸注入やPRP血小板療法を行います

特に加齢の場合は目元がたるみ、くぼんだように見えることもあります。 美容整形外科としての対処法は、目の下の突出した脂肪を、へこんだ部分に移動させ凹凸(おうとつ)をなくし、さらに余分な皮膚を切り取るといった処置(ハムラ法)が効果的とされています。

黒クマ

目の下のクマ取り施術「下眼瞼たるみ取り術」について

ここでは目の下のクマ取り施術である、「下眼瞼たるみ取り術」について詳しく解説いたします。

施術概要や流れ

下眼瞼たるみ取り術とは、眼の周囲のしわ、たるみ、クマを改善する美容整形手術です。上記で解説した黒クマ(影グマ)に効果的です。その他にも、こんな悩みの方にお勧めです。

  • ・目の下のしわを取りたい
  • ・目の下のたるみを取りたい
  • ・目の下の膨らみを取って、若々しくなりたい

 

MIYAフェイスクリニックの下眼瞼たるみ取り術の特徴

MIYAフェイスクリニックの下眼瞼たるみ取り施術では、下眼瞼切開法もしくはハムラ法(下眼瞼たるみ取り術+眼窩脂肪移動)を患者様の症状に応じて手術方法をご提案させていただきます。

下眼瞼たるみ取り手術(下眼瞼切開法)

下眼瞼たるみ取りとは、加齢と共にたるんできた目元のしわ、たるみ、目の下のクマを改善して若々しい目元にする手術です。 しわやたるみが気になる場合は余った皮膚を取り除き、皮膚と筋肉を上方へ引き上げる「下眼瞼切開法」を行います。同時に、突出してきた脂肪で目の下のたるみが強調される場合は、眼窩脂肪の減量を同時に行うことができます。

ハムラ法(下眼瞼たるみ取り+眼窩脂肪移動)

ハムラ法とは、加齢によって下眼瞼の眼球の周りの脂肪が前方に突出して、下まぶたの組織を押し出すためふくらみが出て、たるみやクマの原因になります。そのふくらみのすぐ下のくぼみが目立つ場合に、飛び出た脂肪を移動させ下方のくぼみを盛り上げ、さらに余った皮膚を取り除いて筋肉と皮膚を引き上げる施術方法です。下眼瞼にふっくらとハリを持たせ、元気でハツラツとした印象を与えます。

MIYAフェイスクリニックの下眼瞼たるみ取り術の施術ページはこちら

副作用・リスク

以下のような副作用・リスクが考えられます。

  • ・腫れ
  • ・浮腫
  • ・内出血
  • ・血腫
  • ・左右差
  • ・傷跡
  • ・ドライアイ
  • ・感染症
  • ・下眼瞼外反

 

施術後のアフターケア

施術1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後に定期検診(無料)を実施し、経過を診させていただきます。 気になる点があれば、定期検診以外の時でもお気軽にご連絡・ご相談ください。

【注意事項】

1.術後の処置と状態:腫れ・痛みを軽減するために施術部分を冷やします。施術後の腫れのピークは2~3日後で、大きな腫れは2週間以内で回復します。
2.痛みに関しては痛み止めでコントロールして頂ける程度が通常です。痛みが強い場合にはご相談ください。
3.薬:抗生剤・痛み止め 胃薬・点眼薬(※必要に応じての処方)
4.メイクについて:施術部分以外なら、当日から可能な範囲でメイク可能です。ただし、洗顔ができない(翌日からはできます)ので、ふき取りのメイク落としで対応して頂きます。
5.日常の注意点:横になって寝る際には、頭元を高くして寝ていただくと腫れの軽減になります。 6.帰宅後より患部をしっかり冷やして下さい。ただし、患部を強く圧迫しないよう注意してください。また、入浴・運動・飲酒等血行を促進する行為は1週間程度控えめにしてください。 施術により一時的に目が疲れやすくなります。十分に目を休ませましょう。

【1週間検診・抜糸】

1.状態の確認:抜糸を行い、施術部分の状態を診させていただきます。痛みや腫れは少しずつ落ち着いていきますが、気になる場合にはご相談ください。
2.運動の制限はなくなります。

【1ヶ月検診】

状態の確認:施術部分の状態を診させていただきます。大きな腫れは落ち着きますが、施術が完成するまでは3ヶ月程度かかることをご了承ください。

【3ヶ月検診】

状態の確認:施術部分の状態を診させていただきます。腫れはほぼ落ち着き(個人差があります)自然な状態に近づきます。 MIYAフェイスクリニックの下眼瞼たるみ取り術の詳細についてはこちらからご覧ください

目の下のクマ取り施術ならMIYAフェイスクリニックへご相談を

目の周辺は加齢や疲れ等、顔の印象が強く現れる部分です。その分、非常に施術が難しく医師の経験や技術が必要です。 MIYAフェイスクリニックでは、きめ細やかなカウンセリングで患者様の理想をしっかりとお聞かせいただきます。また、目もとだけ施術しても、顔全体のバランスを損ねてしまっては治療の満足度は上がりません。目の下のクマ取り施術だけではなく、お顔自体のご希望を踏まえた効果的な治療をご提案させていただきます。

「まずは目のクマを取りたい」「クマを取り除くことでどの程度顔の印象が変わるか知りたい」といったご相談にも丁寧にお答えいたします。 目の下のクマ取り施術なら、MIYAフェイスクリニックにご相談下さい。

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本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>