ドクターコラム
「ゼップバウンド」の取り扱いを開始します
2026.10.04
ダイエット外来
大阪難波のMIYAフェイスクリニック院長の宮里です。
MIYAフェイスクリニックでは、ゼップバウンド(一般名:チルゼパチド)の取り扱いを開始します。
「食事に気をつけても体重が落ちない」、「痩せてもリバウンドしてしまう」、「食事制限を続けるのがつらい」など、体重管理に悩む方は少なくありません。
私自身も、食事制限と運動で半年ほどに15kg程度減量した経験があります。しかし、体重を落とすこと以上に難しいのが、その後の維持です。
ゼップバウンドは、体重管理の選択肢のひとつとなる週1回の注射薬です。
ゼップバウンドとは?
ゼップバウンドは、GIPとGLP-1というホルモンに作用する「チルゼパチド」を含む薬剤です。食欲やエネルギー摂取に働きかけ、体重減少をサポートします。
日本では「肥満症」の治療薬として承認されています。当院では自由診療として取り扱います。
マンジャロとの違い
マンジャロとゼップバウンドは、どちらも有効成分はチルゼパチドです。
マンジャロは2型糖尿病、ゼップバウンドは肥満症の治療薬として承認されています。使用目的が異なる薬剤であることをご理解ください。
使用方法と副作用
ゼップバウンドは週1回皮下注射します。通常は2.5mgから開始し、体調や副作用を確認しながら投与量を調整します。
吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹部の不快感、食欲低下などの消化器症状のほか、低血糖症状がみられることがあります。まれに急性膵炎や胆嚢・胆道系の問題など、注意が必要な副作用もあります。
使用前に既往歴や内服薬を確認し、安全に使用できるかを医師が判断します。
薬だけに頼らない体重管理を
ゼップバウンドは、注射をすれば何を食べてもよいという薬ではありません。
大切なのは、体重を落とすことだけでなく、その後も無理なく維持できる生活をつくることです。急激な体重減少は筋肉量の低下や、顔・身体のたるみにつながる可能性もあります。
MIYAフェイスクリニックでは、体重だけでなく、健康面や見た目の変化も含めて体重管理を考えています。
ゼップバウンドに興味のある方は、診察時にご相談ください。体重やBMI、既往歴、内服薬などを確認したうえで、治療が適しているかを一緒に考えます。
