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ドクターコラム

保険診療で行う「眼瞼下垂症手術」について

2022.10.27

目の整形

大阪難波のMIYAフェイスクリニック院長の宮里です。

「眼瞼下垂症」とは、上まぶたの縁が常に下がって黒目(瞳孔)にかぶるために視野障害が生じた病態であり、むしろ逆にその合併症(頭痛、肩こりなど)をきっかけに初めて気づかれることもあります。

 

【眼瞼下垂症】

眼瞼下垂症の程度

眼瞼下垂症の治療は、「眼瞼下垂症」の病名で診断されれば、保険診療下で治療をうけることができます。
この治療は外科手術で、上まぶたの見開きが良くなり目がパッチリと大きくなるため、見ため(外観)に関する審美(美容)的な効果も有します。
そのため、眼瞼下垂症手術による治療を受けた方の見ための変化は、全く事情を知らない知人からみると、相手が美容整形手術を受けてきたかのように思わせてしまうこともあります。

そうであるならば、『目を大きくパッチリさせるために眼瞼下垂手術を受ければ良い!』と思われるかもしれませんが、実際はそういうわけにはいきません。
保険診療での「眼瞼下垂症手術」は、眼瞼下垂症の病名診断に対する治療として行うことになるため、審美目的では、当然ながら保険治療を受けることはできません
しかしながら、そのようなことを担当医からしっかりと説明されずに保険診療での「眼瞼下垂症手術」を受けられる患者様がおられ、結果的にご本人様にとって気にいる見ためにならなかったことを理由に、修正希望の相談で当院へご相談に来られる方もおられます。

繰り返しになりますが、保険診療は、患者様の審美的な要求にお応えすることはできません。気にいる結果になるかも?と期待しても不確実なことであるため、見ためにこだわるならば、保険診療を離れ、自費診療で担当医と事前に綿密な打ち合わせた上での美容外科治療をおすすめします。

当院では、このような審美的なご要望にお応えする患者様のために、「見開き拡大手術」という名称で自費診療手術を行っており、保険診療で行う「眼瞼下垂手術」と明確に区別をさせて頂いております。

保険診療では、あくまで視野障害の改善のみの治療になりますが、

・上まぶたのふち(瞼縁)の形態(例えば、丸みのある?少しつり目ぽく?など)
・気になる皮膚のたるみをとりたい
・二重幅、二重ラインの形態など徹底的にこだわりたい
などの審美的なリクエストは、自費診療の「見開き拡大手術」が適応になります。

それでは、MIYAフェイスクリニックでは保険診療の「眼瞼下垂症手術」は受けれないのか?
→ 可能です!

MIYAフェイスクリニックの見開き拡大術(眼瞼下垂術)ページはこちら

 

当院は、健康保健法や国民健康保険法で定められた保険医療機関でもあり、保険証が使える診療所として指定を受けておりますので、保険診療の「眼瞼下垂症手術」の対応も行っています。

当院では、眼科のクリニック様より眼瞼下垂症の患者様のご紹介を受けることが多いのですが、必ず紹介状がないといけないことは全くありません。保険診療で視野改善をして生活の質を上げる治療を受けたいと思われる方のご来院も歓迎致します。

最近では保険、自費など関係なく、手術をご検討される患者様は事前にネット検索などでたくさんの予備知識を得ることができます。
保険診療を受けて、希望しているわけでもなく結果的に見ための変化も生じることになってしまうならば、腕のいい医者、つまり美容的な感性のある経験豊富な美容外科医、保険医かつ形成外科専門医に診てもらう方が安心と思われる方も少なくないかと思います。
保険診療では治療範囲に制限があり、かつ医者任せの治療になります。特に顔の治療においては、10人の外科医がいれば、審美的に10通りの結果の相違が生じることとなりますので、保険診療もしくは自費診療で治療をうけるか?、そしてクリニック選び、医師選びには慎重になって頂きたいと思います。

 

MIYAフェイスクリニックの見開き拡大術(眼瞼下垂術)ページはこちら

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本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>