大阪難波でフェイスリフト専門クリニック
日本専門医機構認定 形成外科専門医
美容外科(美容整形)・美容皮膚科・形成外科
10年後にも「この手術を受けて良かった」と思えるフェイスリフトを。

TEL.06-6585-9138

ドクターコラム

痩せてからフェイスリフト?
それともフェイスリフトをしてからダイエット?

2026.09.11

フェイスリフト

大阪難波のMIYAフェイスクリニック院長の宮里です。

フェイスリフトを検討されている患者様から、「もう少し痩せてから手術をした方がいいですか?」「フェイスリフトをした後に痩せると、またたるみませんか?」と聞かれることがあります。
最初にお伝えしたいのは、フェイスリフトのためにダイエットをする必要はないということです。
ただし、今後大幅な減量を予定している場合には、体重がある程度安定してからフェイスリフトを検討した方がよいことがあります。
今回は、体重の変化とフェイスリフトを受けるタイミングについてお話しします。

なぜ大きく痩せると、顔がたるんで見えることがある?

顔の若々しさは、皮膚だけで決まっているわけではありません。
皮膚の下には脂肪などの軟部組織があり、それらも顔の立体感をつくっています。
大幅に体重が減ると、顔の脂肪も減少することがあります。その結果、
・頬がこける
・ほうれい線が目立つ
・ジョールが目立つ
・フェイスラインや首の皮膚が余る
など、体は痩せても顔はかえって老けて見えることがあります。

大幅な減量を予定している場合は?

これから10kg、20kgといった大幅な体重変化を予定している場合には、フェイスリフトを行うタイミングを慎重に考える必要があります。
フェイスリフトを行った後に大幅に体重が減少すると、顔のボリュームが変化し、新たに皮膚の余りが生じる可能性があるためです。
これは、「痩せた方がフェイスリフトの結果が良くなる」という意味ではありません。
あくまで、今後大きく顔の状態が変化することが予想されるのであれば、その変化が落ち着いてから手術計画を立てた方がよい場合がある、ということです。

数kg痩せたい場合も、手術を待つべき?

必ずしもそうではありません。
「あと2〜3kg程度痩せたい」という程度で、現在の体重が比較的安定しているのであれば、それだけを理由にフェイスリフトを延期する必要があるとは限りません。
大切なのは「何kgか」という数字だけではなく、今後、体重や顔のボリュームが大きく変化する可能性があるかです。

フェイスリフト後に痩せると、効果がなくなる?

少し体重が減っただけで、フェイスリフトの効果が突然なくなるわけではありません。
一方、大幅な減量によって顔の脂肪量まで大きく減少すると、新たな皮膚の余りやボリューム不足が生じることがあります。
これは「フェイスリフトが元に戻った」というより、手術後に顔を構成するボリュームそのものが変化した結果と考えた方が分かりやすいでしょう。

「たるみ」と「ボリューム不足」は別の問題です

特に大幅な減量後の顔では、この区別が重要になります。
皮膚やSMASのたるみが主体であればフェイスリフトが治療の選択肢になります。
一方、頬などのボリュームまで大きく失われている場合には、引き上げるだけですべてを解決できるとは限りません。
必要に応じて、ヒアルロン酸注入や脂肪注入など、ボリュームを補う治療を検討することもあります。
反対に、皮膚が余っている状態を注入治療だけで改善しようとすると、必要以上に顔のボリュームが増えてしまうこともあります。
「何が下がっているのか」「何が余っているのか」「何が足りないのか」を見極めることが大切です。

マンジャロなどを使用して減量している方へ

最近では、マンジャロ(チルゼパチド)などの薬剤を使用して体重を減らしている方が、フェイスリフトのカウンセリングに来られることも考えられます。
ここで誤解のないようにお伝えしておきたいのですが、当院がフェイスリフトのためにマンジャロなどを使用したダイエットをおすすめしているという意味ではありません。
すでに何らかの理由でこれらの薬剤を使用しており、現在も体重が大きく変化している途中であれば、そのことがフェイスリフトを行う時期の判断材料になる、という意味です。
また、使用している薬剤は手術や麻酔の安全管理にも関係します。
マンジャロに限らず、使用している薬剤がある場合には、薬剤名、投与量、投与間隔などを必ず事前に医師へお伝えください。
手術のために自己判断で薬を中止したり、逆にそのまま継続したりせず、手術内容や麻酔方法、患者様の状態を踏まえて個別に判断することが大切です。

フェイスリフトのために「痩せる必要」はありません

フェイスリフトを検討するときに重要なのは、「何kgまで痩せるか」ではありません。
現在の体重が安定しているのか。
今後、大きな体重変化を予定しているのか。
現在の顔の変化が、たるみによるものなのか、ボリューム不足によるものなのか。
これらを総合して、手術のタイミングを考えます。
フェイスリフトを受けるために無理に体重を落とす必要はありません。
一方、すでに大幅な減量を予定しているのであれば、そのことをカウンセリングでお伝えください。
今の顔だけを見るのではなく、これから起こりうる変化まで考えて手術計画を立てること。

それが、長期的に満足できるフェイスリフトにつながると私は考えています。

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院