ドクターコラム
フェイスリフトを受けるか迷っている方へ
~手術を決める前に考えてほしいこと~
2026.09.20
フェイスリフト
大阪難波のMIYAフェイスクリニックの宮里です。
フェイスリフトのカウンセリングをしていると、
「手術を受けた方がいいでしょうか?」
と聞かれることがあります。
私は、単純に「受けた方がいいですよ」とお答えすることはありません。
フェイスリフトは、たるみを改善するうえで非常に効果の高い治療ですが、手術である以上、メリットだけではないからです。
フェイスリフトにはデメリットもあります
フェイスリフトでは皮膚を切開し、皮下を剥離し、必要に応じてSMASなどの深い組織を処理して引き上げます。
そのため、
・腫れや内出血などのダウンタイム
・傷跡
・術後の痛みや違和感
・血腫や感染
・神経障害などの合併症
といったリスクがあります。
もちろん、できるだけ安全に手術を行い、傷跡も目立ちにくくなるよう工夫します。
しかし、「絶対に何も起こりません」と言える手術はありません。
これはカウンセリングで必ずお伝えしなければならないことだと考えています。
それでもフェイスリフトを受ける意味はある?
では、デメリットがあるなら手術をしない方がいいのでしょうか。
そういうことでもありません。
大切なのは、
「期待できるメリットが、デメリットを上回るか」
だと私は考えています。
例えば、たるみが比較的軽い方であれば、ヒアルロン酸注入や高周波治療など、切らない治療で満足できる場合があります。
一方、皮膚やその下の組織のたるみが進んでいる場合には、切らない治療を繰り返すよりも、フェイスリフトの方が大きな改善を期待できることがあります。
年齢だけで決めるものでもありません。
現在のたるみの状態と、どこまでの改善を希望されているのか。
そこから治療を考えることが大切です。
「できる手術」と「受けた方がいい手術」は違います
診察をして、
「技術的にはフェイスリフトができます」
ということと、
「その方がフェイスリフトを受けるべきです」
ということは同じではありません。
手術をすれば何らかの変化は出せても、その変化が患者様の希望に対して十分なのか。
ダウンタイムやリスクを受け入れてでも得たい変化なのか。
そこまで考えて、初めて手術を選択する意味があると思っています。
手術の説明を私自身が行う理由
私は、フェイスリフトをはじめとする手術の説明を自分自身で行っています。
メリットだけを説明すれば、手術を受ける決断はしやすくなるかもしれません。
でも、それでは十分ではありません。
デメリットや起こり得る合併症についても説明したうえで、
「それでも、この手術を受けたいと思えるか」
を患者様自身に考えていただく必要があります。
手術を受けることがゴールではありません。
数年後、できれば10年後にも、
「あのとき手術を受けて良かった」
と思っていただけること。
私はそこまで考えて、手術を提案したいと思っています。
まとめ
フェイスリフトを受けるか迷っているとき、「手術が怖い」と感じることは決して不自然ではありません。
大切なのは、メリットだけでもデメリットだけでもなく、両方を理解して自分にとって納得できる選択をすることです。
MIYAフェイスクリニックでは、フェイスリフトありきで治療を決めるのではなく、現在のたるみの状態やご希望を診察したうえで、手術以外の方法も含めて治療方法をご説明しています。
「自分にはフェイスリフトが必要なのか分からない」という段階でも、まずはご相談ください。
