大阪難波で顔・フェイスライン専門の
形成外科専門医による
美容整形外科・美容皮膚科・形成外科

TEL.06-6585-9138

ドクターコラム

「思春期にきび」にサリチル酸マクロゴールピーリング

2019.12.15

ニキビ

大阪難波のMIYAフェイスクリニック院長の宮里です。

当院では、10代の「思春期にきび」に悩む患者様が多く来院されています。

「思春期にきび」とは

皮脂の過剰分泌や遺伝が原因と言われ、思春期を迎えると、体内に成長ホルモンや男性ホルモンの分泌量が急激に増加するため、皮脂の分泌が活性化して生じるにきびです。
肌へのダメージを考慮すると、にきびは出来始めである早期に治療を開始し進行を止めることが重要です。
にきびの状態に合わせた適切なケアで、にきびの再発予防や、にきび痕の予防を行うことができます。

当院ではにきびの治療法として、保険診療による薬の服用のみでは効果的ではない方に、自費診療によるケミカルピーリングの施術を積極的にオススメし、にきび、にきび痕予防にも最善の注意を払うようにしています。

サリチル酸マクロゴールピーリング

ケミカルピーリングとは、皮膚に酸性の薬品を塗布し、不要になった角質を化学的にとりのぞく治療です。これによって新しく健康な皮膚の生成を促すため、毛穴のつまりがとれ、にきびが改善します。

ケミカルピーリングでは主に、グリコール酸とサリチル酸が用いられていますが、以前は特にグリコール酸の方が多く用いられていました。
それは一方のサリチル酸がアルコールに溶かして使われていたため、肌への刺激が強すぎるわりには効果的でなかったことにあります。
ところがアルコールにかわり肌の刺激が少なく安全なマクロゴールという基剤を使ったサリチル酸が開発され、グリコール酸以外にサリチル酸もケミカルピーリングで多く用いられるようになりました。

もともとサリチル酸自体は、グリコール酸より強力なためグリコール酸では改善できないような肌の異常も改善しやすくなり、また、グリコール酸での治療は、2週間に1回に対し、サリチル酸マクロゴールの治療は1ヶ月に1回の頻度でよいこともあり、当院においてもケミカルピーリングによるにきび治療にはサリチル酸マクロゴールを用いております。
通常このピーリング治療の効果を実感できるまで平均3~4回の繰り返しが必要かと思われます。

今回は、15歳(中学3年生)、男子、繰り返す顔のにきびに対するサリチル酸マクロゴールピーリングの症例をご紹介致します。

サリチル酸マクロゴールピーリング 症例

【サリチル酸マクロゴールピーリングの料金】

1回 顔全体 ¥11,000(税込)

 

【サリチル酸マクロゴールピーリングのリスク・副作用】

赤み、ピリピリ感、熱感、乾燥

 

予約はこちら>>

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>