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美容整形のここが知りたい!医師監修記事

眼瞼下垂とは?
早期発見のポイントや治療法などをご紹介

2020.05.19

眼瞼下垂

眼瞼下垂は、発症頻度が高い疾患であり、上まぶたの筋力だけではまぶたの縁が上がりにくく、十分に視野を確保できない瞼の機能異常の一種です。年齢を重ねると挙筋機能が弱まるため、どなたでも眼瞼下垂になる可能性はあります。当院にご相談にいらっしゃる患者様も、「まぶたが上がりづらくなった」「視界が狭くなり、顎を上げないと前が見えなくなった」「目つきが悪いといわれた」など、様々なお悩みを抱えておられます。

当院では院長がカウンセリングを行い、患者様の状態に合わせて最適な眼瞼下垂の治療方法を提案しています。まずは眼瞼下垂の原因や症状、早期発見のポイントや治療法をご紹介いたします。

目次

眼瞼下垂の原因と症状について

眼瞼下垂の発症原因の8割以上は加齢による挙筋機能の低下、コンタクトレンズの長期使用など慢性的な刺激による(挙筋)腱膜の損傷と考えられています。残りの2割は先天的な筋力不足や後天的な筋力疾患によるものです。
眼瞼下垂には次のような様々な症状が現れます。代表的なものをご紹介します。

・目の大きさが変わる
・視界が狭く瞼を重く感じる
・肩こりや眼精疲労、頭痛がある
・目つきが悪くなる(表情)
・目の上にくぼみができる
・視力への影響
・おでこにシワができる

上記すべての原因が眼瞼下垂にあるというわけではありませんが、手術することで改善されることもあります。 眼瞼下垂の症状について一つずつご紹介します。

目の大きさが変わる

目が二重の方は、眼瞼下垂が起こることでかえって二重瞼の幅が広くなり、眠たそうな印象に見えることがあります。人によっては目が大きく見える場合があるため、眼瞼下垂ではないと診断されることもあります。

視界が狭く瞼を重く感じる

まぶたが垂れ下がって黒目(瞳孔)にかぶり、視界が狭く日常生活下で不便に感じる場面が増えます。

肩凝りや眼精疲労、頭痛がある

眼瞼下垂によって視界不良となると、頭や体を動かして視界を得ようとする動作が増えるため、目元、頭部、後頭部、肩に負担がかかり額のしわよせ症状や肩凝り、頭痛などを引き起こします。

目つきが悪くなる(表情)

表情がいつも眠たそう、元気がないような印象にみられやすくなります。

目の上にくぼみができる

眼瞼下垂の症状が進むと、目の上にくぼみができやすくなります。

視力への影響

幼少時の重度の先天性眼瞼下垂では、「弱視」の原因になることがあるため、早期の治療を必要とすることがあります。

おでこにシワができる

挙筋機能が低下し、眼が開きにくくなると、おでこの筋肉を使ってで瞼を開こうとするため、おでこにシワができ、眉毛が上がり、瞼と眉毛の距離が開いてきます。

眼瞼下垂の種類について

様々な症状をもたらす眼瞼下垂は、大きく分けて2種類あります。

1. 先天性眼瞼下垂

先天性眼瞼下垂は、生まれつき眼瞼挙筋の形成不全により筋力が弱いことで生じます。 幼少時からみられる症状であるため、御本人が気にならなかったり適切な診断をされずに成人に至る方もおられます。特に軽度の先天性眼瞼下垂では十分な診断経験のない医師には判断が難しい症状です。

2.後天性眼瞼下垂

加齢に伴う挙筋機能の低下やコンタクトレンズの常用・花粉症やアトピーでよくまぶたを擦るなどの物理的な要因があり、それらにより腱膜が瞼板から外れる、もしくは薄く伸びてしまうことによって起こります。

眼瞼下垂早期発見のポイント

人は一日に2万回以上まばたきをします。1年で約700万回、生涯で6億回もまばたきをします。まぶたを動かすには筋肉が必要です。年齢による足腰の衰えと同じように、まぶたの機能も少しずつ衰えていきます。ある日突然見えにくくなるといったものではないため、日頃から前述した症状を感じたらできるだけ早めに医師の診察を受けるようにして下さい。

眼瞼下垂症セルフチェック

以下のような症状はありませんか?チェックが多いほど眼瞼下垂症の可能性が高くなります。

□ まぶたが重く感じる
□ まぶたがくぼんできた
□ 目が小さくなったように感じる
□ コンタクトレンズを長年使用している
□ おでこ(額)にシワがある
□ 最近目が疲れやすい(眼精疲労)
□ パソコンやスマホを長時間使用している
□ 目をこする癖がある
□ 肩こり・片頭痛などの症状がある
□ 眠たそうな表情(目つき)に見られる

眼瞼下垂症の重症度(軽度~重度)

眼瞼下垂症とは上まぶたのまつげのある縁が黒目にかぶさるほど下がって視野をせばめている病態をいいます。 目の見開きには眼瞼挙筋という筋肉が関与し、目を開けることができますが、挙筋の機能が正常に働かなければ、上まぶたをしっかり開ける事ができなくなります。 病的なものになると保険適応での治療が可能となります。眼瞼下垂の重症度はは大まかに分けると以下のようになります。

眼瞼下垂症の程度イメージ

保険適用の眼瞼下垂治療について

保険が適用されるのは審美的な欲求を満たす美容整形手術とは異なり、あくまで、「まぶたを開きやすくする」ことを目的に施術を行います。施術をおこなう際の症状や瞼のたるみの程度にもよりますが、「まぶたのたるみ取り」や「二重のラインもこだわりたい」と希望される方が多いです。その場合は、保険適用外となり審美的欲求も満たせる美容整形術をご提案しています。(他の原因の疾患が疑われる場合は、眼科や神経内科の専門的な診察を必要とする場合があります。)

なお、先天性眼瞼下垂治療においては、ほとんどのケースで保険適用となります。

見開き拡大術(眼瞼下垂術)の術後(ダウンタイム)について

見開き拡大術(眼瞼下垂術)の術後(ダウンタイム)には個人差がありますが、主な症状として痛み、腫れ、浮腫(むくみ)、内出血、ドライアイなどが現れやすいです。 術後は腫れと痛みを軽減するため、施術部分を十分に冷やして下さい。また、術後は一時的な閉瞼不全でドライアイ症状を伴い、目が疲れやすくなります。 ダウンタイム中は充分に目を休ませてください。腫れのピークは2〜3日程度となり、大きな腫れは2週間以内で軽快に向かいます。

眼瞼下垂の治療のドクターの選び方

眼瞼下垂の治療法は外科手術です。後天性眼瞼下垂と違い先天性眼瞼下垂の治療は「筋膜移植術」という別の術式になることがほとんどです。そのため、眼瞼下垂治療において後天性だけでなく先天性の眼瞼下垂に対しても対応できるかどうかがドクターの実力を知る目安になるかと思われます。その外科手術にはリスクがつきものです。目元はお顔の印象を左右する重要な部位となりますので、メリット・デメリットの差し引きでメリットが明らかに上回る結果が予測できないと手術はおすすめ出来ません。 いかにデメリットを最小限に抑えるかはドクターの技術や経験と美的センスに左右されます。そのため、カウンセリングなどを受けたうえで、「リスクを最小に抑え、効果を最大限に引き出せる」と信頼できるドクターを選びましょう。

当院ではカウンセリングから施術までを院長が担い、患者様の症状に合わせて最適な治療方法をご提案します。

クリニックの特徴・ドクター紹介

MIYAフェイスクリニックの見開き拡大術(眼瞼下垂術)

見開き拡大手術(眼瞼下垂術)の手術をする事により、術後は眉毛が下がり目が開きやすくなります。また、当クリニックの見開き拡大術(眼瞼下垂術)は費用内で眼瞼下垂治療のみならず上まぶたのたるみ取りと、希望の二重ライン形成も可能です。そのため、目元の機能面を改善しつつ患者様の「理想の目元」を叶えます。具体的な手術の流れは以下です。

見開き拡大術(眼瞼下垂術)の流れ

      • 1.施術前に希望の二重ラインのデザイン調整を行います。患者様に確認していただきます。
      • 2.麻酔を行います。
      • 3.切開します。
    • 4.余分な皮膚組織を切除します。
    • 5.緩んでいる挙筋腱膜と瞼板を調整して縫い付けます。
    • 6.起き上がって見開きを確認していただきます。
    • 7.傷がキレイになるように丁寧に縫合します。

見開き拡大術(眼瞼下垂術)には以下のような副作用・リスクがあります。

  1. ・腫れ
  2. ・浮腫
  3. ・内出血
  4. ・血腫
  5. ・左右差
  6. ・傷跡
  7. ・ドライアイ
  8. ・感染症
  9. ・兎眼

MIYAフェイスクリニックの見開き拡大術(眼瞼下垂術)の施術ページはこちら

眼瞼下垂の治療料金について

見開き拡大手術(眼瞼下垂術)の治療費用は、¥429,000(税込)です。これには、上述のとおり眼瞼下垂術の他に、「上まぶたのたるみ取り」と「希望の二重ラインの形成」が含まれています。MIYAフェイスクリニックには機能面だけではなく、患者様のご希望もうかがい、1番キレイなあなたを目指したプランを提案し、実現できる技術力と経験があります。

その他の目元の施術方法はこちらをご覧下さい。

目元のお悩みを解決したい方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。

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本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>