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美容整形のここが知りたい!医師監修記事

エラボトックス(ボツリヌス注射)の小顔効果に
ついて解説!治療方法やメリットとは

2022.01.29

エラボトックスの施術イメージ

ボツリヌス注射とは、ボツリヌス菌から抽出された毒性のない製剤(ボツリヌストキシン)を注射する施術のことです。ボツリヌス注射は、アラガン社製のボツリヌストキシン製剤の製品名である、「ボトックス」という呼び名が一般に浸透したため、「ボトックス注射」と呼ばれることが知られています。

昨今人気の「プチ整形」の一種として、「エラボトックス」と呼ばれる施術があります。エラボトックスはボツリヌス注射をエラの筋肉(咬筋)に注射で注入して筋肉を萎縮させ、切らずにほっそりとシャープな輪郭にするものです。

しかし、エラボトックスという名称と効果は知っていても、「なぜその薬剤を注入するのか」「なぜ注入することにより小顔になれるのか」という部分まではあまり知られていないようです。 そこで、今回はエラ・ボツリヌス注射の小顔効果について、施術方法から持続期間、メリットなど多岐にわたって詳しくご紹介いたします。

小顔整形(アゴ・エラ・輪郭)についてはこちら

 

目次

 

「エラボトックス(ボツリヌス注射)」とはどんな施術方法?

実際に、エラボトックスとはどのような施術方法なのでしょうか。この項目では、「ボツリヌス注射」で使われる製剤についての詳細や、なぜエラに使われることで小顔効果が得られるのかなどを具体的にご紹介いたします。

エラボトックスに使われる「ボツリヌス注射」とは?

ボツリヌス注射の有効成分であるボツリヌストキシンはタンパク質の一種で、筋肉の緊張を緩和させる作用(筋弛緩作用)や交感神経の働きを抑止する効果があります。筋肉の働きを緩める効果を活用した美容的なアプローチを行うことにより、主にエラの張りを抑制し、切らずにフェイスラインをほっそりシャープに整えられます。 また、ボツリヌス注射はエラの張りを改善する他にも、シワや多汗症の改善にも効果があり多くの美容の悩みに使われています。また、治療が注射のみで行えるため手軽に行えるプチ整形の中でも人気の施術の一つです。

なぜボツリヌス注射(ボトックス)がエラに使われるの?

顔のエラが張ってしまう原因の一つとして「咬筋(こうきん)」の過剰発達があります。咬筋とは咀嚼筋(そしゃきくきん)の一種で、硬い食べ物を噛み砕く時に働きます。この咬筋はエラの周辺にあるため、発達し過ぎるとエラが張っているように見えてしまうのです。 また、ボツリヌス注射に含まれるボツリヌストキシンは「アセチルコリン」という成分の分泌を抑える働きがあります。アセチルコリンは筋肉を動かすための神経伝達に使用される成分です。 このアセチルコリンの作用を弱めると、神経伝達を一時的に遅らせたり、止めたりすることができ、張っているエラにボツリヌス注射を使用すると、咬筋の過剰な働きを抑制し、萎縮させエラの張りを目立たなくさせます。

エラボトックス(ボツリヌス注射)の持続期間は?

エラボトックスを行うと、平均的に4ヶ月~半年程度の持続期間が見込めるといわれています。ただし、筋肉を萎縮させるまである程度の時間がかかります。この時間は個人差がありますが、約1ヶ月程度経過しないと、効果を実感しづらい方もいるようです。 効果が実感できないなどの不安な点は、まず医師に相談することをお勧めいたします。

 

エラボトックス(ボツリヌス注射)を施術するメリット

年々、エラの改善にボツリヌス注射を選ぶ患者様は増えてきています。それは、この施術が多くのメリットに支えられているからです。ここからは、エラ・ボツリヌス注射を施術するメリットを3つに分けて詳しくご紹介いたします。

メリット1.痛みやダウンタイムが少ない

エラ・ボツリヌス注射は基本的に、施術部分に注射をする簡単な施術です。切る、縫うといった手順がない分、短時間で施術が終わり、注入箇所をクーリング(冷却)しながら行うので痛みは軽減されます。また、施術後の影響も少なく、腫れが出た場合でも数日で落ち着きます。また、施術後にすぐメイク可能な点も非常に嬉しいポイントです。 当日からシャワー浴や洗顔も行っていただいても問題なく、患者様に負担の少ないプチ整形といえるでしょう。

メリット2.継続的な治療で効果が長持ちする

ボツリヌス注射の効果が切れる4ヶ月~半年を境目にして再度ボツリヌス注射をすることで、効果を持続させることができます。咬筋の過剰発達を予防して小顔をキープするためにも、半年に1回程度の継続治療を当クリニックではお勧めしております。

メリット3.肩こり・歯ぎしりの改善につながる

睡眠時、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまっている方にも、エラ・ボツリヌス注射は有効です。「噛む力」そのものが抑制され、歯ぎしりの強さを抑えることができます。 また、歯ぎしりや食いしばりがある方は、肩や背中にかけての筋肉である「僧帽筋(そうぼうきん)」が緊張し硬直していることがあります。僧帽筋の緊張、硬直をほぐすことで肩こりの改善も期待できます。

 

エラボトックス(ボツリヌス注射)を施術するデメリット

ボトックス注射は、針を刺すことで内出血や腫れ、赤みなどが生じる可能性があります。これらの症状は1週間から2週間程度で落ち着きます。稀に、アレルギー反応が起こる可能性があります。 また、妊娠中・授乳中の方、神経疾患のある方、抗血小板剤や抗凝固剤などを服用されている方は治療を受けられない場合があります。心配な方は事前にクリニックにご相談ください。

 

MIYAフェイスクリニックが使用しているボツリヌストキシン製剤について

ボツリヌストキシン製剤は直接お顔に注入する製剤ですから、できる限り低リスクかつ安全なものでなければなりません。当クリニックでは、数多くあるボツリヌストキシン製剤の中から3つに厳選し、患者様にご満足いただける効果が出せるよう尽力しております。 ここでは、MIYAフェイスクリニックが使用しているボツリヌストキシン製剤について、詳しくご紹介いたします。

MIYAフェイスクリニックのボトックス(プチ整形)についてはこちら

当クリニックで使用しているボツリヌストキシン製剤について

当クリニックでは、厚生労働省で有効性と安全性を認可されているボトックスを含め3種のボツリヌストキシン製剤を使用しています。

●アメリカアラガン社「ボトックス ビスタ」
日本の厚生労働省で有効性と安全性を認可されたボツリヌストキシン製剤です。

●韓国medytox社「コアトックス」
KFDA(韓国食品医療薬品安全庁)で認可されており、アレルギー反応や副作用のリスクが軽減されたボツリヌストキシン製剤です。

●韓国HUGEL社「ボツラックス」
アラガン社のボトックスと同じ「A型ボツリヌストキシン製剤」で、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)で認可されたボツリヌストキシン製剤です。

特にお勧めしているのは最新のボツリヌストキシン製剤であるコアトックスです。 コアトックスは、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)で認可が取れており、アレルギー反応や副作用リスクの低い高純度の最新型ボツリヌストキシンとなっております。 従来のボツリヌストキシン比較しても、注入後の持続的な効果が続き、さらに薬物反応などを極力抑制した安定剤を使用しているため、アレルギー反応などへのリスクも軽減されています。繰り返し治療を続けていくことをお考えの患者様は、より抗体反応が起こりにくいコアトックスをMIYAフェイスクリニックではお勧めしています。

当クリニックがお勧めしているコアトックスの効果と特徴

1.抗体ができにくく長期継続して治療を受けられる
ボツリヌストキシンの注射は、継続して注入することで持続的な効果を得られますが、従来のボツリヌストキシンは、繰り返し注入を受けると体が反応して抗体ができ、効果が出にくくなるリスクがあります。コアトックスはこの抗体ができる原因とされる「非毒性タンパク質」を最大限に除去しているため、抗体ができにくく継続的に注入しても効果を持続しやすいのが特徴です。

2.副作用・リスクが少なく安全性が高い
従来のボツリヌストキシンに使用されているヒト血清アルブミンや動物由来物質は、副作用として発熱・じんましん・低血圧・皮膚炎などがFADに報告されており、欧米諸国では医薬品の製造工程でヒト血清アルブミンや動物由来物質を使用しないことを推奨しています。コアトックスはそれらの物質を完全に排除した安全性の高い製剤です。 また、安全性が高い上に、他のボツリヌストキシンと同等の効果が認められている優れた製剤です。

 

エラボトックス(ボツリヌス注射)のことならお気軽に当クリニックにご相談下さい

ボツリヌストキシン製剤を注入する治療は、プチ整形と呼ばれるリスクや副作用が少なく気軽に受けることができる人気の施術の一つです。しかし、場合によっては合併症や誤った箇所に注入することで表情筋がうまく働かなくなるなどのリスクがあります。そのような場合、経過観察でボツリヌストキシンの効果が消えるのを待つしかありません。 MIYAフェイスクリニックでは、宮里院長が長年の美容医療で培ってきた技術と経験を駆使した「MIYAメソッド」で、一人ひとりの患者様に効果的に注入できるよう、カウンセリングから施術まで担当いたしますので、安心して治療を受けていただけます。 エラ・ボツリヌス注射のことなら、お気軽に当クリニックにご相談下さい。

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本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>