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美容整形のここが知りたい!医師監修記事

切らないフェイスリフトとは?
切るフェイスリフトとの違いを解説

2021.11.01

切らないフェイスリフトと切るフェイスリフト

美容整形外科の施術の1つに「フェイスリフト」という手術があります。顔全体の皮膚や筋膜を引き上げることでフェイスラインを引き締め、たるみを取り除く効果があり、多くの患者様からの要望が多い施術の1つです。

このフェイスリフトには「切る」方法と「切らない」方法があります。どちらにもメリット・デメリットがあり、患者様のお顔のバランス、理想像、社会的環境などで、適応が異なります。 では、切るフェイスリフトと切らないフェイスリフトにはどのような違いがあるのでしょうか。今回はこの2つの施術方法や選び方等について詳しくご紹介いたします。

目次

 

切るフェイスリフトと切らないフェイスリフトの違い

切るフェイスリフトはたるんだ皮膚と筋膜を引き上げ、余分な皮膚を切り取ることでリフトアップを行う手術です。本来はこの切るフェイスリフトが「フェイスリフト」と言われていました。しかし、昨今では切ることに抵抗がある方が多いこともあり、糸リフト・HIFU(高密度焦点超音波)治療などメスを入れない施術方法を「切らないフェイスリフト」と呼ばれることも増えています。リフト効果やたるみ予防として、20代前半の若い世代からも注目されている治療法です。

この項目では、切るフェイスリフトと切らないフェイスリフトの違いについて、6つの項目に分けてわかりやすくご紹介いたします。

 

1.施術方法

切る施術方法では、皮膚とSMAS(表在性筋膜)の引き上げ、余分な皮膚を切り取ることでリフトアップを行います。ほうれい線やマリオネットラインの改善、たるみが原因で四角くなったフェイスラインをシャープにするといったメリットがあります。 フェイスリフトについてはこちら 一方切らない施術方法としては、特殊な糸を使用してリフトアップを行う方法と超音波を利用する方法があります。医療用の溶ける糸を皮下組織に挿入し、引っかけることでたるみを引き上げる方法と、HIFU(高密度焦点超音波)と呼ばれる特殊な音波機器を利用し、たるみの原因である表情筋層に熱エネルギーを与えることでお肌の奥から一気に引き締める方法があります。お顔やあごの下の他にも、目元のリフトアップや引き締めにも対応できます。

MIYAフェイスクリニックでは宮里院長自らがカウンセリングを綿密かつ丁寧に行い、患者様のご意見も取り入れながら最適な施術方法をご提案します。

糸による切らないフェイスリフト『スレッドリフト(糸リフト)』についてはこちら

 

2.施術時間

切るフェイスリフトの施術時間は、皮膚を切り取る範囲によって変わってきます。ミニリフトの場合は3~4時間、トータルリフトの場合には4~5時間ほど必要になります。切らないフェイスリフトの場合は、30分(糸リフト)~60分(HIFU)以内の施術時間が必要です。

3.麻酔方法

切るフェイスリフトは長時間手術となるため、静脈麻酔の併用が望ましいです。静脈麻酔とは、点滴から麻酔薬を入れて眠った状態にする麻酔方法で、これを用いることで患者様の術中の痛みの軽減のみならず、長時間同じ姿勢を保つことの負担を最小限に抑えられます。 切らないフェイスリフトで糸リフトは短時間で終わる治療なので、アイシングか局所麻酔だけでカバーできますが、希望により静脈麻酔の併用は可能です。 HIFUは麻酔なしでの施術が可能です。

 

4.ダウンタイム

切るフェイスリフトは施術後に腫れが生じます。ピークは2~3日後で、大きな腫れは2週間以内に軽快します。フェイスバンテージによる患部の圧迫を維持してもらいながら、血行を促進する入浴・運動・飲酒などは1週間ほど控えめにしていただくことで、ダウンタイムの軽減につながります。

切らないフェイスリフトで糸リフトの場合、施術後に軽度の腫れ・内出血・赤みなどが出ますが、HIFUでは腫れや内出血が生じることはほとんどありません。

 

5.効果継続時間(個人差がありますので、詳細は医師にお尋ね下さい)

切るフェイスリフトでは、一般的に「約10年の若返り」と言われています。実際にフェイスリフト手術の持続期間を正確に示すことはできませんが、10年前のたるみ状態よりもたるみが少なくなっており、一旦たるみがリセットされた状態になります。ただし、施術によるリフトアップの効果はあっても、皮膚の老化は加齢によって進んでいくため「施術したままの状態が10年~15年続く」というものではありません。それでも、施術前よりも肌のハリ感はしっかりと持続できます。 切らないフェイスリフトの効果はHIFUで半年ほど、糸リフトで1年程度です。皮膚や脂肪を引き上げる力が弱くなり、効果継続時間は切るフェイスリフトよりも短くなります。

 

6.費用相場

切るフェイスリフトの場合「引き上げ部位や範囲」で手術料金が異なります。MIYAフェイスクリニックでは顔をハイ(こめかみ部分)・ミドル(ホホ)・ロー(下顎のフェイスライン)の3つに分け、ミニリフト(ハイ~ミドル)、ミニリフト(ミドル~ロー)、顔全体のリフトアップ効果のあるフェイスリフト(トータル:ハイ~ミドル~ロー)とあり、550,000円~935,000円(税込)となります。また、他院様でリフトアップの手術歴のある場合は料金が異なります。

切らないフェイスリフトは、糸の種類や本数によって変わります。MIYAフェイスクリニックで取り扱っているVOVリフトは1本30,800円(税込)、ウルトラVリフトは20本55,000円(税込)で、本数が増えるほど金額は上がります。HIFU治療(ウルトラセルQプラス)は、顔+アゴ下で1回165,000円(税込)となります。 また静脈麻酔を併用される場合はロング104,500円(税込)、ショート60,500円(税込)となります。

切る・切らないどちらにしても、それなりの費用がかかります。ご自身が求める効果に必要な施術がどれになるのか、しっかりと調べた上で検討していきましょう。施術するクリニックの医師と相談しながら決めることは、最大限の効果を出すための近道となります。

 

どちらがいい?フェイスリフトの選び方

切るフェイスリフトと切らないフェイスリフトについて、ここまで詳しくご紹介してきました。しかし「実際どちらがいいのか?」ということは、施術方法だけで決めることはできません。また、患者様ご自身のご希望を考慮しながら施術していかなければ、なかなか満足度の高い施術にはなりません。

そこで、この項目では、フェイスリフトの施術を受けよう!と決めた際に、切る・切らないかをどのように選んでいけばいいのか、またどのような医師に依頼すれば納得のいく施術が受けられるのか、その基準や考え方についてご紹介いたします。

 

ダウンタイム・効果継続時間も大切です

切るか切らないかの大きな違いの1つとして「効果継続時間」があります。切らない施術はダウンタイムが短く、身体への負担も少ないですが、効果の時間も短く繰り返しの施術が必要になります。切る施術はこの逆で、ダウンタイムが長い分、長期的な高い効果が望めること特徴です。どちらも一長一短な面がありますので、ご自身のスケジュールや今後のことを考えた上で選ぶことをお勧めいたします。

 

信頼できる医師を見極めることが最重要!しっかり探し出して

最後は、やはり「信頼できる医師を見つける」ことに尽きます。どれだけ効果や施術方法を調べ尽くしても、実際に施術する医師が信頼できなければ満足度の高いフェイスリフトにはならないでしょう。

ホームページで調べるのはもちろん、口コミの評価等も情報源としながら、形成外科医・美容外科医として豊富な実績のある信頼できる医師を見つけ、丁寧なカウンセリングを受けることから始めてみましょう。

 

MIYAフェイスクリニックでは患者様の「理想」をお聞きし、丁寧にカウンセリングいたします

MIYAフェイスクリニックでは、患者様と信頼を築くためのカウンセリングを重要視しています。カウンセリングが不十分だと、効果的ではない治療や不要な治療、患者様の社会的環境が配慮されない治療につながってしまいます。丁寧で的確なカウンセリングは、まさに当クリニックの柱ともいえる部分です。

また、フェイスリフトは技術だけではなく、患者様それぞれの個人バランスの考慮が必要です。豊富な経験によって培われた感性は、当院院長が自信を持って提供できる「強み」です。

フェイスリフトを受けたいとお考えの際には、ぜひMIYAフェイスクリニックにご相談下さい。

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本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>