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手汗にアポハイドローション(原発性手掌多汗症外用薬・保険適用)

         

手汗にアポハイドローション(原発性手掌多汗症外用薬・保険適用)とは

「原発性手掌多汗症(手汗)」の保険適応の外用薬

写真:院長 宮里 裕
院長 宮里 裕

アポハイドローションは、オキシブチニン塩酸塩を有効成分とする久光製薬が開発した日本初の保険適用の原発性手掌多汗症(手汗)治療用の外用薬です。
オキシブチニン塩酸塩が抗コリン作用を持ち、エクリン汗腺にあるムスカリン受容体に結合することで発汗を抑制します。
1本で1週間分の分量が含まれ、2024年6月より1回の受診で4本(1ヶ月分)まで処方可能です。
手のひらの汗によりテストや大事な資料が濡れて破れてしまう、握手をする際に恥ずかしいなど、手汗にお困りの方はご相談ください。

           

アポハイドローションについて

正式名称「アポハイドローション20%」は、原発性手掌多汗症(手汗)の治療に使用される塗り薬です。有効成分のオキシブチニン塩酸塩が、汗腺にある受容体に結合して発汗を抑えることで、手汗を軽減します。2023年6月に日本で初めて保険適用された手汗治療の外用薬です。

 

アポハイドローションの使用方法

1.塗布前に、手のひらの水分をタオルなどでしっかり拭き取ります。
2.手のひらにアポハイドローションを5プッシュを目安に出してください。
3.両手のひらに均等に塗布します。手のひら以外の部位には使用しないでください。
4.アポハイドローションを塗布したまま就寝します。
5.起床後は、手を流水でよく洗ってください。

 

アポハイドローションの効果と持続性

アポハイドローションは、皮膚から吸収され、発汗を促す物質をブロックすることで、過剰な発汗を抑えます。
個人差がありますが、効果は1日1回の塗布で約24時間持続し、早いと数日~2週間程度で症状の改善が認められ、平均では6週間前後で効果を実感する方が多いです。
また、効果を維持するには、継続的に使用する必要があります。アポハイドローションは、原発性手掌多汗症の治療薬で発汗を抑える効果がありますが、完治を目指すというよりは、症状をコントロールするための対症療法です。
継続使用することで症状のコントロールが可能になります。
症状が改善した場合でも、継続して使用するかどうかはご相談ください。

 

アポハイドローションの注意点

・塗布後、翌朝の手洗いまでは、手のひらが濡れるような行為を避けてください。

・塗布した手で、目や口を触らないように注意してください。万が一目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、眼科を受診してください。
・塗布後に、気密性の高い手袋(ゴム、シリコン、ビニール)などで手掌を覆わないでください。通気性の良い布製の手袋等であれば使用可能です。

 

アポハイドローションの副作用・リスクについて

アポハイドローションには以下のような副作用・リスクがあります。
・適用部位の皮膚炎や痒み
・湿疹などの皮膚の異常
・目がかすむ(目の調節障害)
・眠気
・めまい
・まぶしくなる
・口の渇き
・尿が出にくい、出ないなど(排尿障害)
その他、異常を感じた場合にはすぐに中止して、当院ご連絡ください。

 

         
         

料金

アポハイドローション20%
(手汗)
保険診療点数に準ずる
       

* 表示価格はすべて税込価格です

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>