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反転剪除法(皮弁法・保険適用手術)

         

反転剪除法(皮弁法・保険適用手術)とは

形成外科専門医による確実なワキガ手術

写真:院長 宮里 裕
院長 宮里 裕

反転剪除法は、ワキガの根治を目指す手術です。
ワキの下の皮膚を数センチ切り開いてワキガ(腋臭症)の原因の元である「アポクリン汗腺」を直接目で確認しながら取り除く、ワキガ治療の中でも最も確実な治療法です。
一度除去したアポクリン汗腺は、再生しないためワキガの再発リスクが低いとされています。
ワキの下のシワに沿って切開するため、切開痕は徐々にシワとなじんで目立ちにくくなります。
また、健康保険の適応が認められており、自己負担額を抑えることができます。

           

反転剪除法(皮弁法・保険適用手術)について

反転剪除法(皮弁法)とは、数ある「ワキガ(腋臭症)」治療の中で最も確実な手術です。ワキの下のしわに沿って1ヵ所数センチだけ切開し、匂いの元となる「アポクリン汗腺」や「エクリン汗腺」を露出させ、目視で確認しながら取り除きます。
また、反転剪除法(皮弁法)は、健康保険が適用されることもあります。

 

施術の流れ 反転剪除法(皮弁法法・保険適用手術)

1.施術の流れやデザインをしっかりご説明いたします。
2.施術前にアポクリン汗腺が存在する部分をマーキングします。
3.マーキングした部位に局所麻酔を行います。
4.ワキの下の皮膚をシワに沿って数センチ切開し、皮膚を裏返しアポクリン汗腺がある層を露出させます。目視でアポクリン汗腺を確認しながら切除します。
5.切開部位を縫合します。また、皮膚が浮きにくいようにアンカー縫合(剥離した皮膚が浮き上がったりずれないように、糸で固定する縫合方法)を行います。
6.術後は血液や浸出液が溜まらないようにするため、握り拳大のガーゼを丸めたものをわきの下の皮膚に押し当てて皮膚に縫い付け、手術後の創部を圧迫固定(タイオーバー)します。
7.脇をテープと包帯による圧迫固定を行います。圧迫後はワキが閉まらない状態になりますので、ゆったりした服でお越しください。

 

反転剪除法(皮弁法・保険適用手術)の副作用・リスクについて

反転剪除法(皮弁法・保険適用手術)には以下のような副作用・リスクがあります。
・腫れ
・浮腫
・内出血
・血腫
・一時的な腕や手の知覚鈍麻や知覚過敏
・瘢痕
・感染症
・皮膚壊死
・再発

 

反転剪除法(皮弁法・保険適用手術) 施術後のアフターケア・ダウンタイム

術後1週間と2週間後に2回に分けて抜糸、定期検診(無料)を実施し、経過を診させていただきます。
その他の気になる点などがあれば、定期検診を実施いたしますので都度ご連絡・ご相談ください。

 

手術当日【ご来院】
術後の処置と状態 術後は血液や浸出液が溜まらないようにするため、脇にガーゼ・包帯・テープ固定(タイオーバー)をします。一時的に、腕のしびれやむくみが出る可能性がございますが、時間と共に軽減していきます。術後の腫れのピークは3~5日程度で、大きな腫れは2週間以内で軽快します。
アフターケア 痛みに対しては痛み止めでコントロールして頂ける程度です。
内服 ・抗生剤・痛み止め
衛生面など 当日~7日間は、患部(ワキ)を濡らさない下半身のみのシャワーであれば可能です。洗髪は、脇を締めて行ってください。
日常の注意点 固定除去までご自身で外さず、ワキを締めて腕を上げない様に安静を心がけてください。
注意事項 入浴・運動・飲酒など血行促進する行為は最低1週間は控えめにして下さい。皮膚の血行が悪くなると皮膚の壊死が起きることがありますので、タバコは控えてください。
その他 次回検診(1週間検診・抜糸)のご予約を取っていただきます。
1週間検診 抜糸【ご来院】
状態の確認など テープ固定(タイオーバー)除去、アンカー縫合の抜糸を行い、施術部分の状態を見させていただきます。固定が外れた後から2回目の抜糸(皮膚縫合)まで軟膏をつけガーゼで保護します。腫れや痛みは少しずつ落ち着いていきますが気になる場合はご相談下さい。
衛生面など 固定が外れた翌日より全身のシャワー浴が可能となります。石鹸は患部に直接つけず、泡で優しく洗い流す程度にしましょう。洗髪は、脇をなるべく開かないように気を付けてください。シャワー後は軟膏を塗ってガーゼで保護して下さい。
日常の注意点 固定除去後も創部の抜糸が終わるまでは、ワキをあまり動かさず、極力安静にしてください。重いものを持ったり、腕を水平以上に上げないようにしてください。
その他 次回検診(2週間検診・抜糸)のご予約を取っていただきます。
2週間検診 抜糸【ご来院】
状態の確認など 抜糸(皮膚縫合)を行い、施術部分の状態を見させていただきます。
衛生面など 抜糸後翌日より入浴が可能となります。脇は強く洗わないようにしてください
日常の注意点 腕を積極的に動かし始めて、徐々に動かす範囲を広げていきましょう。軽い運動は術後2週間より可能です。激しい運動は1ヶ月避けてください。
その他【ご来院】
状態の確認など 定期検診以外でも気になる点や不安な点がある場合は随時状態を見させていただきます。お電話にてご予約ください。

         
         

料金

反転剪除法
(切開法)
自費治療¥330,000
保険適用保険診療点数に準ずる
       

* 表示価格はすべて税込価格です

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院

<所属学会情報>