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ドクターコラム

フェイスリフトの名医とはどんな医師なのか?

2026.06.26

シワ治療

「症例数が多い」「有名だから」だけでは判断できない大切なこと

大阪難波のMIYAフェイスクリニックの宮里です。

フェイスリフト手術を受けたい患者様は、まず「自分にフェイスリフトが必要なのか」、「どの術式が合うのか」、「どの医師に任せれば安心なのか」といった点を気にされることが多いと思います。
そこで今回は、フェイスリフトの名医とはどんな医師なのか、そしてどのような点を見て判断すればよいのかをお伝えします。

先に結論をお伝えすると、フェイスリフトの名医の条件は次の5つです。
1. 技術力と解剖学的な知識があること
2. 患者様に本当に必要な治療を見極められること
3. 術式名にとらわれず最適な方法を選べること
4. 術後まで責任を持ってフォローできること
5. 患者様の不安や気持ちに寄り添えること

SNSやインターネットでは、「フェイスリフトの名医を紹介するサイト」、「○○式フェイスリフト」、「症例数○千件」「日本一」、「予約が取れない人気医師」といった情報を目にする機会も多いと思います。
もちろん、知名度や口コミ、患者様満足度の高さは、医師を知るうえでの一つの参考になります。しかし、それだけで名医かどうかを判断するのは危険だと私は考えています。

実際には、複数のクリニックへカウンセリングに足を運び、
・説明が分かりやすいか
・自分の悩みをきちんと聞いてくれるか
・提案内容に納得できるか
・医師との相性が良いか
といった点を確認することがとても大切です。

1.技術力は大前提

結論から言うと、フェイスリフトの名医には高い技術力が欠かせません。

理由は、フェイスリフトが顔面神経やSMAS、靭帯などの解剖を正確に理解したうえで行う、難易度の高い手術だからです。皮膚を引っ張るだけでは不自然になりやすく、傷跡や耳の形にも配慮しながら、自然な若返りを実現する必要があります。
例えば、顔面神経の走行を誤って把握していれば、しびれや麻痺のリスクが高まりますし、SMASや靭帯の処理が不十分だと、リフトアップが不十分であったり、仕上がりが不自然になったり、たるみが戻りやすくなったりします。だからこそ、十分な手術経験、解剖学の知識、形成外科的な縫合技術が重要です。
技術力は名医の条件の一つであることは間違いありません。
しかし、それだけでは十分ではありません。

2.患者様に合った治療を提案できること

結論から言うと、名医は「その患者様に本当に必要な治療」を提案します。

理由は、見た目の悩みが同じでも、原因は人によって異なるからです。ほうれい線が気になる場合でも、原因がたるみではなく骨格や脂肪のボリューム低下であれば、フェイスリフトだけでは十分に改善しないことがあります。また、たるみが軽度なら、無理に手術を勧める必要はありません。
例えば、患者様がほうれい線を気にして来院されたとしても、実際にはヒアルロン酸注入など別の治療が適していることがあります。逆に、クリニック側の利益優先ではなく、「今回は手術しない方が良いと思います」と伝えられることが、患者様にとって本当に誠実な対応です。

3.患者様にとって最善の選択を考えられるかどうか。

そこは技術力と同じくらい重要だと思います。術式名だけで患者様を誘導しないこと。
結論から言うと、名医は術式名ではなく、患者様の状態に合わせて方法を選びます。

理由は、ディーププレーンフェイスリフトをはじめ、SMAS法、High SMAS法などにはそれぞれ特徴があり、すべての患者様に同じ方法が最適とは限らないからです。術式ありきで治療方針を決めてしまうと、かえって患者様に合わない結果になることがあります。
例えば、たるみが軽度の方に大きな剥離を伴う術式を勧める必要はありませんし、逆にしっかりとしたリフト効果が必要な方には、適切な層を選んだ手術が必要です。大切なのは「この術式が流行っているから」ではなく、「この患者様には何が必要か」で判断することです。
名医とは、特定の術式を売り込む医師ではなく、患者様に合わせて術式を選択できる医師だと私は考えています。

4.術後まで責任を持つこと

結論から言うと、名医は手術が終わった後も責任を持って診る医師です。

理由は、フェイスリフトは執刀した瞬間に終わる手術ではなく、術後の経過管理まで含めて完成する治療だからです。腫れや内出血の確認、傷跡の成熟、左右差のチェック、不安への対応など、術後には細かなフォローが欠かせません。
例えば、カウンセリングから手術当日までだけが熱心で、その後はほとんど診察がない場合、患者様は少しの変化でも不安になりやすくなります。反対に、経過を丁寧に確認し、必要なタイミングで説明や処置を行える医師であれば、患者様は安心して回復を待つことができます。
私はフェイスリフトは「執刀して終わり」の手術ではないと考えています。

5.患者様に寄り添えること

結論から言うと、最終的に信頼される名医は、患者様の気持ちに寄り添える医師です。

理由は、美容医療では見た目の改善だけでなく、老化への不安、手術への恐怖、人生の節目に対する思いなど、感情面のサポートもとても重要だからです。どれだけ技術が高くても、話を聞いてもらえない、説明が分かりにくい、質問しづらいと感じると、患者様は安心して任せることができません。

例えば、「この先生なら安心して相談できる」、「自分の悩みをきちんと理解してくれる」、「無理に手術を勧めてこない」と感じられるかどうかは、カウンセリングでとても大切な判断材料になります。SNSや紹介サイトで高く評価されていても、実際に自分に合うかどうかは別問題です。
知名度や口コミはあくまで参考の一つとして捉え、最終的には複数のクリニックでカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

まとめ|フェイスリフトで後悔しないための名医の選び方

フェイスリフトの名医は、技術だけでなく、適応判断・術式選択・術後フォロー・寄り添いまでできる医師です。
SNSや紹介サイトの評価は参考程度にとどめ、まずは複数のクリニックでカウンセリングを受けてください。説明の分かりやすさ、提案の納得感、医師との相性を比べることが、後悔しない選択につながります。
「ここなら任せられる」と思える医師を、ご自身の目で見つけていただきたいと思います。

本ページを監修した
医師情報

<医師名>

院長 宮里裕

院長 宮里裕

<資格>

  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 医学博士
  • 日本専門医機構認定 形成外科専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員

<医師の経歴>

1997年
近畿大学医学部 卒業
2003年
近畿大学大学院医学研究科 卒業。同附属病院形成外科(医学部講師)及び麻酔科、他関連病院形成外科(部長)等を経て、美容外科の基礎となる形成外科、麻酔科の診療実績を積み重ねる。
2008年
リッツ美容外科 大阪院
2011年
恵聖会クリニック 心斎橋院院長
2019年2月
MIYAフェイスクリニック 開院